相続弁護士 ドットコム

みらい法律事務所

所在地
宮城県 仙台市青葉区一番町2-11-12 プレジデント一番町309
受付時間
  • 平日可

初回相談無料|仙台で約30年。豊富な経験を活かし、相続トラブルを円満・納得の解決に導く

高橋 誠也みらい法律事務所

宮城県仙台市青葉区で「みらい法律事務所」を経営する高橋誠也弁護士(仙台弁護士会所属)に、遺産相続案件を手掛ける上での心構えや事務所の強みなどを聞きました。30年近く仙台市内で弁護士として活動し、多数の相続トラブルを解決してきた高橋弁護士。長年の経験に基づく的確な見通しを立て、他の専門家とも協力して相続案件に取り組んでいます。

インタビュー

依頼者の気持ちを尊重するとともに、フェアであることも大切にしています

これまでのキャリアについて教えてください。

出身は仙台で、慶應義塾大学法学部を卒業しました。1996年に弁護士になり、仙台市内の勅使河原協同法律事務所に所属した後、2002年に狩野直樹弁護士とともに狩野・高橋法律事務所を設立しました。2005年にみらい法律事務所に名称変更し、現在も私と狩野弁護士が所属しています。

事務所として大切にしていることは何ですか。

依頼者のお気持ちを最大限尊重すること、そしてフェアであることも大切にしています。フェアというのは、汚い手は使わないという意味もありますし、公平な解決を目指すという意味でもあります。

特に相続は親族間の問題ですから、解決した後も何らかの関係が続くことが多いでしょう。ですから汚い手を使ってよい結果を得ても、長い目で見れば依頼者の利益にはならないと思います。

遺産分割協議から遺言書作成まで幅広くご相談いただいています

相続分野に注力している理由を教えてください。

相続は、早めに弁護士に相談や依頼をすることで、当事者全員が納得できる解決につながりやすい分野だと思っています。しこりが残らない、円満な解決につなげるために、弁護士としてお力になりたいと思い力を入れています。

また、相続は税理士や司法書士も取り扱いますが、揉めている場合に代理人として介入したり、調停や審判に対応したりできるのは弁護士だけです。私は常々、「弁護士でなければできないことを大切にしたい」と考えているのですが、その想いに通じることも相続に注力する理由です。

相続について、どんなご相談が多いですか。

一番多いのは遺産分割に関するご相談です。財産を持っている方からの遺言書作成のご相談もコンスタントに受けています。

遺産分割の相談は千差万別ですが、よく寄せられるのは以下のような内容です。

・相続人全員が不満を持たないように公平に分けたい
・前妻の子など、面識がない相続人と直接連絡を取ることに抵抗があるので、代わりに話してほしい
・相続人の中に相続放棄した人がいて、自分はどうすべきか

かなりもめてから相談に来られる方もいらっしゃいますが、それより前の段階で、円満に進めたいということでご相談いただくことも多いですね。

例に挙げたケース以外にも、被相続人が遺した遺言書の内容に納得できない、被相続人と同居していた相続人が財産を使い込んでいる疑いがあるなど、様々なご相談をいただいています。

相続案件を手掛ける上で心がけていることを教えてください。

依頼者の話をよく聴くことはもちろんですが、他の相続人の話もよく聴くようにしています。依頼者の代理人として他の相続人と遺産分割の話し合いをする際に、相手の話に聞く耳を持たず、こちらの要望ばかりを主張すると、反発されて状況がこじれてしまいます。

相続案件に限ったことではありませんが、相手には相手の言い分があります。その言い分を受け入れるかどうかはさておき、まずは一旦聴くようにしています。そうすることで相手の気持ちが落ち着き、建設的な話し合いができるようになります。

遺産分割の話し合いで代理人を務める際は、できるだけ交渉段階で折り合いをつけられるように進めます。やむを得ず遺産分割調停を申し立てる場合もありますが、やはり調停になると時間がかかりますし、裁判沙汰にされたという悪印象を持つ方も少なくありません。

どこかで話をつけられないか一生懸命探って、なるべく調停をせずに解決できるように心がけています。私の経験では、弁護士が入ってきちんと説明すればわかってくださる相続人も多いです。

長年の弁護士経験から得られたネットワークやスキルを駆使して解決に導きます

先生の事務所ならではの強みや、他の事務所との違いを教えてください。

相続は、登記なら司法書士、相続税なら税理士、不動産売却なら不動産業者といったように、様々な専門家・専門業者との連携が不可欠です。私は仙台市内で約30年弁護士をしていますので、信頼できるネットワークがあります。

もちろん宮城県内の他の地域や隣県の専門家・専門業者ともお付き合いがあります。当事務所にご依頼いただければ、適切な専門家・専門業者の力を借りたりご紹介できたりするのは強みです。

また、私も狩野弁護士も約30年のキャリアがありますし、相続は弁護士1年目から取り扱っています。大抵の相談は、話を一通り聴いた段階で、今後の見通しや結果を推測できます。これは長年弁護士を続けてきたからこそ身に付いたスキルで、当事務所の強みといえます。

相談を聴いた段階で、相談者の望み通りになる可能性が低いとわかったら、どのように対応しますか。

若い頃は、「無理です」とお断りすることもありました。引き受けても依頼者のためにならないと考えていたからです。ただ今は、難しいという見通しはお伝えした上で、「それでもやってみますか?」と、依頼者の意向を確認するようにしています。同じ結論でも、こちらの対応次第で依頼者の印象は全く違うはずです。

そして依頼を受けた結果、やはり当初の見通し通り、厳しい展開になることは多いですが、それでも「やるだけのことはやった」という納得感につながると思います。

中には、依頼を受けて取り組むうちに意外な解決の糸口が見つかって、状況が好転するケースもあります。見通しを立てることは大事ですが、決めつけすぎないバランス感覚も必要だと思います。

初回相談無料。失敗を避けるためにも早めにご相談ください

相続について弁護士に相談するメリットを教えてください。

失敗を避けられるというのは大きなメリットです。相続に関する法律や手続きは難しいものが多いので、自分で考えて進めてしまうと思わぬ失敗をします。そこで弁護士に相談することで、正しいアドバイスを受けられます。

当事務所では、初回相談は無料です。30分無料という事務所も多いですが、時間制限はありませんので丁寧にお話をうかがいます。

相談だけでなく依頼もするメリットを教えてください。

遺産分割でいえば、話がつきやすいのは大きなメリットです。相続人同士で話し合うと、どうしても感情的になってしまいストレスもたまります。弁護士に依頼すれば、弁護士が代理人として話をしますので、直接やりとりする必要がなくなります。

また、相続税や登記なども絡んできますので、適切な専門家の協力を得て、様々な問題を一挙に解決できることもメリットです。

相続について悩み、弁護士への相談を検討している方に向けて、メッセージをお願いします。

相続問題は、周りに相談しづらいことも多々あると思います。そこで弁護士に相談することで、問題点を整理できることが多いです。相談したからといって、必ずしもご依頼いただく必要はありません。ですから、気軽に相談だけでもしてみてください。相談をご希望の方は、当事務所までお電話の上、予約をお願いいたします。