弁護士法人福澤法律事務所立川支所

誰もが気軽に相談できる法律事務所でありたい

事務所設立の経緯を教えてください。

当事務所の母体である弁護士法人福澤法律事務所は、2004年に所長の福澤 武文弁護士により設立され、約20年にわたり、多摩地域にお住まいの方々や企業から寄せられる依頼に応えてきました。

民事事件、家事事件、企業法務、刑事事件と幅広い分野に対応し、これまで手がけてきた案件の数は1000件以上に及びます。どなたも気軽に相談でき、質の高い法的サービスを受けられる事務所を目指し、全ての弁護士が依頼者と真摯に向き合い、専門性を高めるための努力を続けています。

私が所属する立川支所では、当事務所が特に得意とする、相続問題（遺産分割協議・遺留分減殺請求・遺言無効・特別縁故者に対する財産分与）や離婚・男女問題などの家事事件を中心に取り扱っています。

相続についてどのような相談が寄せられますか。

多く寄せられるのは、「相続人同士で揉めてしまい、遺産分割の話合いが進まない」「遺留分を請求したい・請求された」「相続トラブルを回避するために遺言書を書きたい」などの相談です。土地や家屋など不動産が関係するケースも多く扱っています。

このほか、以下のような相談も寄せられます。

・相続人の1人が財産を横領・隠匿してしまった
・被相続人が、生前、相続人の1人に全ての財産を贈与してしまった
・連絡が取れない相続人がいて、遺産分割協議が進められず困っている

相続案件に取り組む上で心がけていることを教えてください。

相続は、家族・親族間で生じる問題です。近しい人同士だからこそ感情的な摩擦が起こり、激しく対立するケースも少なくありません。

法律では割り切れない複雑な問題を抱えていることが多いため、法律相談では、トラブルの原因となった事情をよく聞いて、依頼者の背景やお気持ちを理解するよう努めています。その上で、法的に適切であることはもちろん、依頼者が感情的にも納得できる解決を目指して取り組んでいます。

依頼者の利益を守るため、事務所一丸となって対応

相続の悩みを弁護士に依頼するメリットは何でしょうか。

面倒な手続きや他の相続人との交渉を弁護士に任せられる安心感は、大きなメリットだと思います。

相続の手続きには、専門知識が必要なものや、財産や相続人の調査のように多大な手間と時間がかかるものがあります。一般の方が、仕事や家事と並行しながらこれらの手続きを進めることは至難の業です。弁護士に依頼していただければ、依頼者に代わって、相続に関する全ての手続きを迅速かつ確実に進めることができます。

また、相手方との交渉も弁護士が引き受けます。対立する相手と直接話をする必要がなくなるので、精神的なプレッシャーから解放されます。

弁護士が遺産分割協議に介入した場合、法律のルールに基づき、依頼者が相続できる遺産の割合や方法などを適切に主張していきます。相手方が一方的な内容の遺産分割案を主張しているような場合も、それが法的に通らないことを説明して内容を是正します。本来相続できるはずの財産を受け取るためのサポートを受けられることも、弁護士に依頼するメリットです。

事務所の強みを教えてください。

開設当初から継続して相続案件に取り組み、様々なケースを解決に導いてきました。所属弁護士はいずれも、相続に関する確かな知識とノウハウを蓄積しています。また、相続案件を進める上では多くの事務手続きが必要ですが、当事務所の事務スタッフは相続の手続きを熟知しており、迅速かつ適切な事務処理が可能です。

また、税理士や司法書士などとも協力体制を築いているため、相続税や登記の手続きなどにもワンストップで対応します。

正式に依頼していただいた場合は、豊富な経験を備えた弁護士と事務スタッフ、そして信頼できる他の専門士業が一丸となり、最善の解決を実現するために尽力します。

依頼者の利便性を追求し、平日夜間・土曜も対応

初回相談の流れを教えてください。

まずは電話で問い合わせていただき、法律相談の日程調整をします。専門のオペレーターが心を込めて対応しますので、法律事務所への問い合わせが初めての方も安心してお電話ください。

初回の相談は30分無料で、あらかじめご予約いただければ、平日の夜8時まで受付可能です。お仕事の都合などで平日にお越しいただくことが難しい場合は、土曜日に相談をお受けすることもできます。

初回の相談では、まず、現在抱えているお悩みや、トラブル発生までの経緯、今後の意向などの情報を弁護士が聞き取ります。その上で、依頼者のニーズに沿った解決を導くための方法を提案します。弁護士費用の総額もできる限り明確に提示します。納得いただけるまで丁寧に説明しますので、不明点があれば小さなことでもご質問ください。

弁護士に相談したら必ず依頼しなければならないと思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。こちらからご案内した解決方針や費用などを踏まえて、依頼するかどうかをじっくり検討していただければと思います。

相続について悩み、弁護士への相談・依頼を検討している方へ、メッセージをお願いします。

相続は身近な問題であることから、「できるだけ自分たちだけで解決しよう」と考える方が多いのですが、実際はなかなかうまくいきません。当事者で話し合う中で、お互いが感情的になり、争いが激しくなるケースはよくあります。

もともとは財産の分け方を話し合っていたはずなのに、「以前こんなことを言われて傷ついた」「お前のここが気に食わない」などと相続と無関係な部分で対立し、まともな話合いができなくなってしまうのです。

対立関係が深くなればなるほど、弁護士が介入しても、解決までに時間がかかる可能性があります。早期解決のためには、火種が小さいうちに弁護士が入り、紛争を収束させるための対応をすることが肝心です。

最良の相続を実現させるために、確かな知識と経験を駆使して全力でサポートします。相続に関するどのような悩みも、気軽にご相談ください。