不動産が絡む複雑な案件にも自信 他士業とも連携し、相続問題をワンストップで解決
相続問題に注力する弁護士法人Authense法律事務所新宿オフィスの鈴木啓一弁護士に、事務所の理念や相続の案件に取り組む上での心構え、クライアントと接する上で大切にしていることなどを詳しく伺いました。(東京弁護士会所属)
インタビュー
1万件を超える相続対象の不動産法務実績
事務所の理念と、理念を実現するために具体的に取り組んでいることを教えてください。
私たちAuthense法律事務所は、「すべての依頼者に最良のサービスを。」を理念にしています。
相続分野においては税理士や司法書士とも連携し、多岐にわたる相続に関するお悩みを一つの窓口で解決できる体制を整えています。Authense法律事務所では、1万件を超える相続対象の不動産法務実績があり、私自身も不動産をめぐる複雑・大規模な訴訟・交渉案件に関して、オーナー側の代理人として多数の解決実績があります。
また、Authense法律事務所では、高齢者の身元保証トラブルなどを解消するために創設された「身元保証相談士」の資格を取得した弁護士が複数在籍しています。財産管理や任意後見、遺言の作成など、相続のご相談を全面的にサポートする体制を整えております。
このほか、事業会社・資産管理会社のオーナーやその親族に対し、企業法務、相続・事業承継、離婚などの公私にわたるリーガルサポートを提供しています。依頼者が事業に関わる部分以外でも相談できることで、依頼者の心の負担を軽減できるのではないかと考え取り組んでいます。
相続案件に注力している理由を教えてください。
相続は人生における重要な段階であり、それに伴う問題は個々の事情や感情が絡むため複雑化しやすいものです。特に不動産を含む相続は、その分割方法や登記に関するトラブルが頻発し、適切な対応が求められます。私たちはこれまで、相続人が多数存在する大規模な事案を含む、様々な相続事案を解決に導いてきました。
よく受ける相談の一つは、「不動産そのものを物理的に分けるか、売ってお金を分け合うか」という不動産の分け方についてです。また、「不動産自体に価値がないので売却できない」「適切な登記手続きが行われておらず、一つの土地が複数の相続人の共有になってしまっている」といった事情から生じるトラブルも多く見受けられます。
最近では、相続人間で意見が対立し、話し合いがまとまらないという問題が増えています。感情的な争いを法律の観点から整理し、法律に基づいた解決ができるように冷静に話し合いを進められることが弁護士に相談するメリットの一つです。
クライアントの想いや背景に寄り添った解決を
相続案件を手掛ける上で心がけていることを教えてください。
当然のことではありますが、クライアントの話にしっかりと耳を傾けることです。
相続問題は法律だけで解決できる問題ではなく、家族間の感情や歴史、関係性が関わってくることが少なくありません。遺産をどのように分けるかという問題は、表面的には金銭的な問題に見えますが、その背後には、遺された家族間の絆や思い出、またはわだかまりや葛藤が存在していることがあるのです。
そうした感情や関係性を無視して法律的な解決策だけを押し付けることは、長期的には新たな問題や対立を生む可能性があります。だからこそ、我々は対話を重視し、クライアントの想いや背景を理解しようと努めています。その上で、法的な観点からのアドバイスを提供し、可能な選択肢を提示します。
相続分野の悩みについて弁護士に相談するメリットを教えてください。
相続に関する法律は非常に複雑です。それぞれの事例に適した解決策を見つけ出すためには、法律の深い理解が必要となります。これは、多くの場合、専門家でなければ難しいことでしょう。我々は、法律のプロフェッショナルとして、具体的な状況や要望に合わせた法的アドバイスが可能です。
法律だけでなく、人間関係や感情の面も考慮に入れることができます。相続は、家族関係や感情が大きく絡む問題であり、法律的な問題だけでなく、人間関係の摩擦や感情のもつれなど、複雑な問題を抱えることが多いです。我々は、このような複雑な問題を解決するための第三者的な視点を提供し、可能な限り円滑な解決を図ることを目指しています。
私たちAuthense法律事務所は、あなたが抱える相続の問題に対して最善の解決策を提示します。相続問題はそれぞれ独特の事情と感情が絡む複雑なものであり、その解決には法律の知識だけでなく、人間の心理や感情を理解することも必要です。私たちはクライアントの心の声を聞き、一人ひとりに対して最適な解決策を提示できるよう尽力いたします。お気軽にご相談ください。