相続弁護士 ドットコム

桐山法律事務所

所在地
奈良県 北葛城郡王寺町王寺2-7-6 シンコービル304

生前対策から相続税、不動産登記の問題にも対応〜相続問題の解決までワンストップ対応 

桐山修一桐山法律事務所

奈良県王寺町で「桐山法律事務所」を経営する桐山修一弁護士(奈良弁護士会所属)は、 アットホームな事務所づくりを心がけ、遺産相続に関する相談、問題解決に力を注いでいます。依頼者のライフステージに対応したサポートで相続問題の円滑な解決を目指す桐山弁護士に事務所の理念や取り組みなどを伺いました。

インタビュー

何よりも依頼者が相談しやすい環境を大切に

事務所設立の経緯を教えてください。

大阪や愛媛の法律事務所で経験を積んだ後、地元で地域の人々の悩みに寄り添い役に立ちたいという思いから、奈良県王寺町に「桐山法律事務所」を設立しました。

どのような事務所を目指していますか。

依頼者が気軽に訪れることができる事務所です。一般の方が弁護士へ相談することの心理的ハードルはまだまだ高いと感じています。弁護士への相談をためらい、対応が遅れたことで不利な結果となってしまうーー。そんなことをなくしたい思いから、アットホームな空気づくりを心がけています。じっくりとお話をうかがえるように、初回の法律相談は1時間まで無料で対応しています。

相続分野に注力するようになった理由を教えてください。

以前所属していた事務所の時代から相続に関する案件に多く関わっており、自然と注力するようになりました。多くの案件に関わってきたので、相続の案件を解決するためのさまざまな知識や経験を積み重ねてきたと自負しています。

どのような相談内容が多いですか。

主に遺産分割で他の相続人と揉めているので、間に入って交渉してほしいというものや、遺留分に関する相談が多いです。遺言書が残されているが、依頼者には一銭も入らないため、遺留分を請求したいという内容です。

遺産分割でトラブルになるのは、どういったケースが多いですか。

遺産の使い込みを他の相続人が疑うケースが多いです。例えば、亡くなった人と同居していた長男が金融機関に連絡せずにお金を引き出していたり、生前に必要以上の出金があったりすることが疑われるケースです。

遺留分を請求する際に注意することはありますか。

遺留分の請求(正確には「遺留分侵害額請求」といいます)には時効があります。被相続人が亡くなったことと、遺留分が侵害されていることを知った日から1年で時効になるため、早めの相談が重要です。

問題解決までの流れを早期に提示し、依頼者の不安を軽減

依頼者と接する上でどういったことを心がけていますか。

基本的なことですが、依頼者に解決までの大まかな流れを示し、早い段階で証拠収集のアドバイスをしています。例えば、相続の場合は「こんな流れで解決します」とか、遺留分に関しては「こんな可能性があります」といった具合に、道筋を具体的に示しています。

また、これも当然のことではありますが、依頼者の話をじっくり聴くことも大切にしています。相続問題は親族間のトラブルであり、当事者の感情がヒートアップしがちです。依頼者の説明も感情的になる傾向がありますが、ここでじっくりと耳を傾け、冷静に事実を汲み取るように心がけています。

相談の流れを教えてください。

まずは相談の予約を取ります。電話やメールでも初回相談の予約が取れますし、オンラインでは24時間受け付けています。最終的にはこちらから電話をして相談日を確認しています。初回の相談は1時間無料です。相談で済むこともあれば、その場で依頼を受けることもあります。もちろん、その場で判断せず持ち帰って依頼するかどうか検討していただいても構いません。

相続問題を弁護士に相談するメリットは何ですか。

弁護士に相談することで、相続問題をスムーズかつ円満に解決するための多くのメリットを享受できます。

まず、法律の専門知識を活かした適切なアドバイスを受けられる点です。相続は複雑で、遺産分割や遺言書の解釈、遺留分侵害額の請求など、専門的な知識が求められます。弁護士に相談することで、法的に有効な手続きを迅速かつ正確に進められます。

弁護士は第三者として冷静かつ客観的な視点を提供します。相続問題は感情的な対立を伴うことが多く、当事者同士では解決が難しい場合があります。弁護士が間に入ることで、冷静な話し合いが可能になり、円満な解決に導くことができます。

事務所の強みを教えてください。

相続の案件では相続税が発生したり、不動産登記簿の変更が必要になったりするケースがありますが、希望があれば司法書士や税理士を紹介できます。当事務所に相談することで、依頼者が自分で専門家を探す手間が省け、手続きをスムーズに進められます。

生前の相続対策を通して紛争防止を目指す

今後の展望をお聞かせください。

相続は残された相続人同士の揉め事だけではなく、遺言書を残すかどうか、生前贈与を行うかどうかなど、生きているうちから関わる部分が多くあります。生前から死後まで、依頼者の人生の各ステージにトータルで対応できるような形を目指しています。生前の相続対策への意識を高め、紛争を未然に防ぐために注力していきたいと思います。

トラブルを抱えている人、また弁護士への相談を検討している人へメッセージをお願いします。

初回の相談は1時間無料ですので、法律に関わる相談なのかどうか不安に思う部分があっても気軽に訪ねてほしいです。早めに相談することが不利益を防ぐことにつながります。実際にもめているわけではなくても、一般的な見通しなどの話ができますので、ためらわずに来ていただければと思います。