相続弁護士 ドットコム
魚津法律事務所(富山県魚津市)

魚津法律事務所

所在地
富山県 魚津市駅前新町11-17 大同林業駅前ビル2階21
初回相談料
5,500
/
30分まで
(税込)
受付時間
9:00-17:00
050-5284-7136

地域に密着した活動で相続問題をサポート〜豊富な経験と交渉力で円満解決を目指す

小路 泰彦魚津法律事務所
地域に密着した活動で相続問題をサポート〜豊富な経験と交渉力で円満解決を目指す

富山県魚津市「魚津法律事務所」の小路泰彦弁護士(富山県弁護士会所属)に相続分野の取り組みについて聞きました。弁護士過疎地域に赴任して、長きに渡り地域の方々の問題を解決してきた小路弁護士。地域に根ざした活動をしているからこそわかる相続問題の課題や、相続分野を扱う上で心がけていることなどを聞きました。

インタビュー

弁護士過疎地域での独立開業

事務所を開設した経緯を教えてください。

2006年に弁護士登録をして、大阪の事務所で1年3か月働きました。その後、法テラスが魚津に事務所を開設するということで誘いを受けて、初代所長として赴任しました。私自身は大阪の出身ですが、両親が富山の出身なので、この地域には縁を感じていました。

法テラスでの3年の任期を終えた後、2011年に現在の事務所を開設しました。地域の方々の法律問題を支援したいという思いが、独立開業の原動力となりました。

事務所の理念を教えてください。

地域に根ざした法律事務所として、困ったときの身近な存在でありたいと考えています。

私が法テラスに赴任した当初、この地域には弁護士が私を含めて2人しかいない「司法過疎地域」でした。そのため、分野を問わずさまざまな相談に対応する必要がありました。

現在では、魚津市や周辺地域の弁護士の数は多少増えましたが、どのような問題にも対応していくという基本的な姿勢は変わっていません。地域の方々が法律問題で困ったとき、すぐに頼れる存在であり続けたいと思っています。

相続分野に注力する理由はどのような点にありますか。

地域に密着した活動をする上で、相続の問題は避けて通れない重要な分野だと考えています。特に高齢化が進む現代社会において、今後さらに相続に関する相談は増えていくでしょう。

一方で、核家族化の進行や地方から都市部への人口流動、さらには農家の後継者不足といった社会的な変化が、相続問題をより複雑にしています。

相続は単なる財産分与の問題ではなく、家族の歴史や地域の将来にも関わる重要な問題です。特に地方では、土地や家業の継承が地域に与える影響も大きいです。そのような課題にも目を向けながら、相続案件に向き合っています。

当事者全員が納得のいく解決を目指す

どのような相談が寄せられますか。

相続に関する相談の中で特に多いのは、遺産をどのように分けるかという「遺産分割」の問題です。相続人同士の話し合いがまとまらず、どうすればいいのか分からないというご相談が非常に多く寄せられます。

話し合いが難航する理由はさまざまですが、親の世話をしたことによる寄与の主張や、生前にさまざまな援助を受けたという特別受益などが、争いの原因となっていることが多いです。

こうした問題は、単なる財産の分配にとどまらず、家族の関係性や過去の経緯が深く絡んでくるため、感情的な対立に発展しやすいのが特徴です。

遺産分割で揉めているケースではどのような解決方針で臨むのですか。

まず依頼者の主張が、法的に認められる可能性があるかどうかを慎重に判断します。その上で、できる限り裁判に発展させず、話し合いでの解決を目指すことが基本方針です。

相続問題では、感情的な対立が原因で話し合いが進まないことも少なくありません。そのため、対立する相手方をどのように説得するかが重要になります。

相手方に弁護士がついている場合は、比較的スムーズに話が進むこともありますが、代理人をつけずに協議を進める方も多くいます。その場合は、法律の専門知識がない方にもわかりやすく説明し、理解を得られるように努めています。

話し合いでの解決が難しいと判断した場合には、家庭裁判所へ調停申立を行います。どの方法が最善かはケースごとに異なるため、依頼者と相談しながら、最適な方法を選択するようにしています。

相続案件を扱う上で心がけていることはありますか。

当事者全員が納得できる解決を目指すことです。相続は親族間の関係が深く絡んでいるため、手続きが終わった後も関係が続いていくことがほとんどです。そのため、できる限り円満な解決を図ることが理想だと考えています。

しかし、相手方から調停を申し立てられるなど、話し合いでの解決が難しい状態にあるケースもあります。そうした場合は依頼者に「人間関係をどの程度考慮する必要があるのか」をしっかり確認した上で、適切な解決策を模索します。

法的な権利関係だけでなく、その後の家族関係も視野に入れたアドバイスを提供することが、地域に根ざした弁護士としての役割だと考えています。

地域に根ざした弁護士としての経験を活かす

相続問題を弁護士に相談するメリットにはどのようなことがありますか。

相続手続きの中には、ご自身で対応できるものや、司法書士や税理士など他の専門家でも対応可能なものがあります。しかし、相続は財産の分割だけでなく、相続人同士の交渉が必要になるケースも多いため、弁護士に相談するメリットは大きいと思います。

特に、話し合いが難航し、最終的に裁判へと発展する可能性がある場合、弁護士は「もし裁判になったら、どうなるのか?」という視点を持って交渉を進めることができます。

その際に、単に依頼者の希望を伝えるのではなく、法的な観点から主張の妥当性を見極め、適切な説得を行うことができる点が、弁護士に依頼する大きな利点です。

また、相続問題は状況によって解決のアプローチが異なりますが、弁護士であれば話し合いの段階から調停・裁判に至るまで、一貫して対応できます。

どの段階であっても、依頼者の利益を守りながら最適な解決策を見つけられることが、弁護士に相談する最大のメリットではないかと思います。

相続分野における強みや特徴を教えてください。

一つ目は、調停に進んだ相続案件を数多く扱ってきた経験があることです。遺産分割の話し合いがまとまらず、調停や裁判へと発展するケースでは、裁判所がどのような判断をするのか、その見通しを正確に立てることが重要になります。

これまでの経験を活かし、裁判になった場合のリスクや可能性を依頼者に丁寧に説明し、より適切な解決へと導くことを心がけています。

二つ目は、地域に根ざした弁護士としての長年の経験です。相続では不動産が関係するケースが非常に多く、土地の価値や地元の慣習など、地域の事情を理解していることがスムーズな解決につながります。

長年この地域で活動してきたからこそ、依頼者の背景や地域特有の問題を踏まえたアドバイスができる点は、私の強みだと考えています。

相続は、一つとして同じケースがない複雑な分野です。これまでの経験と地域の特性を活かし、依頼者にとって最良の解決を提供できるよう努めています。

相続分野における今後の展望はありますか。

相続問題を扱う上で、税の知識は欠かせません。基本的な税法については弁護士として理解していますが、より専門的な相続税の問題については、税理士と連携しながら対応することが多いのが現状です。

今後は、相続税法についてさらに学び、より専門的なアドバイスを依頼者に提供できるようになることを目指しています。税法の知識も深めることで、法律と税務の両面から依頼者にとって最適な解決策を提案できる体制を整えたいと考えています。

最後に、相続問題で悩みを抱えている方へメッセージをお願いいたします。

弁護士への相談は敷居が高いと考え、相談をためらっている方は少なくありません。しかし、相続の問題は放っておくほど複雑になり、親族間の争いが深刻化するケースもあります。

当事務所は、地域に根ざした法律事務所として活動しています。相続発生前にご相談いただければ、事前の準備を整え、不要なトラブルを回避することが可能です。また、相続発生後のご相談も、できるだけ早い段階で対応することで、より円滑な解決を目指せます。

弁護士に相談するべきか迷っている方も、どうかおひとりで悩まずに、まずはお気軽にご相談ください。あなたのお悩みを丁寧にお聞きし、最適な解決策をご提案いたします。