相続弁護士 ドットコム
森下総合法律事務所(東京都江東区)

森下総合法律事務所

所在地
東京都 江東区森下2-2-5 森下ビル2階
受付時間
  • 平日可

不動産分野に特化した弁護士として相続問題に取り組む〜資産の利活用や税務など多角的にサポート

西明 優貴森下総合法律事務所
不動産分野に特化した弁護士として相続問題に取り組む〜資産の利活用や税務など多角的にサポート

東京都江東区「森下総合法律事務所」の西明優貴弁護士(東京弁護士会所属)に相続分野の取り組みを聞きました。不動産分野に特化した結果、自然と相続の相談も増えてきたという西明弁護士。不動産の知識が相続問題においてどのように役立つのか、相続問題を弁護士に相談するメリットにはどのようなことがあるかを聞きました。

インタビュー

スピードは絶対的な価値

事務所設立の経緯を教えてください。

弁護士7年目のときに、東京都江東区森下に事務所を開設しました。もともと独立志向が強く、いずれは自分の事務所を持ちたいと考えていましたが、7年目がひとつの節目となり、開業を決意しました。

森下を選んだ理由はいくつかあります。まず、私自身が森下に住んでいたため、ワークライフバランスを考え、自宅の近くに事務所を構えることで仕事と家庭の両立を図りました。

また、競合分析を行った結果、森下には弁護士事務所がほとんどないことが分かりました。さらに、森下駅の1日の乗降客数や、東西南北のエリア分析を綿密に行い、最終的にこの場所が最適だと判断しました。

事務所の理念を教えてください。

当事務所の理念は、「即レス」です。スピードは絶対的な価値だと考えており、私自身はもちろん、事務所全体の行動規範として徹底しています。事務所設立当初から働いているスタッフも、最近加わったメンバーも、スピード感を最優先とするよう徹底的にトレーニングを重ねています。

また、理念とは少し異なりますが、YouTubeやTikTokなどのSNSを積極的に活用しています。法律に関する解説動画を発信することで、私自身のことを知ってもらい、法律をより身近に感じてもらうことを目指しています。依頼者にとって「相談しやすい弁護士」であることも、私の信念のひとつです。

森下総合法律事務所_ロゴ

相続は不動産の知見が活かせる分野

相続分野に注力する理由はどのような点にありますか。

もともとは、不動産に特化した弁護士として、自分の強みを打ち出そうと考えていました。不動産案件を多く扱ううちに、結果として相続に関する相談が増えたんです。その理由は、相続における紛争の主要な争点が不動産であることが多いからだと思います。

相続に悩まれている方の多くは、不動産の分配や処分の問題を抱えており、そうした方々が「不動産に強い弁護士に相談しよう」と考えるのは自然な流れです。その結果、相続案件に関わる機会が増え、相続分野にも力を入れるようになりました。

どのような相談が寄せられますか。

遺言や遺留分といった一般的な相続に関する相談もありますが、やはり不動産が絡む相談が多いです。特に、不動産の評価が問題となるケースが多く寄せられます。遺産分割においても遺留分においても、不動産の適正な評価は極めて重要なポイントとなります。

当事務所の特徴は、不動産絡みの相続案件を、迅速かつ的確に処理できる点にあります。不動産分野の専門知識と実務経験を活かして、依頼者の悩みに速やかに対応しています。

不動産分野の強みはどのようなケースで活かされるのでしょうか。

1 不動産の評価

不動産評価が争点となる相続案件で特に活かされます。例えば、遺産分割の際に不動産の価値をどう評価するかが問題になることがありますが、不動産鑑定士などの専門家が出した評価に対しても、スピード感をもって反論や調整ができます。

2 不動産の利活用

さらに、不動産の活用方法についても多様な視点を持っています。不動産は売るかどうかだけでなく、「どう売るか」も重要なポイントになります。例えば、建物を壊して更地にして売るのがいいのか、それとも収益不動産として運用するのがいいのか。そうした選択肢を広く依頼者に提供できます。

また、問題のある不動産は敬遠されがちですが、実際には、その問題を取り除けばその不動産価値は大きく向上します。そして、私は、その問題を素早く取り除くことができます。

一般的に弁護士の仕事はトラブルの解決が中心ですが、当事務所は不動産の資産価値の向上という視点も持ちながら、広い視野での解決策を提供できることが強みだと考えています。

相続案件を手がける上で心がけていることはありますか。

依頼者の感情を配慮することです。

弁護士の仕事の進め方は、無理やり二分すれば、感情的な側面をそぎ落として法的な争点に集中するアプローチと、そうでないアプローチがあると思います。

私はことに相続分野では後者を選んでいます。もともと実家が商売をしていたこともあり、幼少期からお客様と接する機会が多く、自然と人との向き合い方や所作、礼儀を身につけてきました。商売人の血が流れていることで、依頼者の気持ちを汲み取ることが得意なのかもしれません。

相続や離婚といった案件では、「ボタンの掛け違い」を少しずつ解きほぐすことが重要だと考えています。家族間の感情的な対立を無視して法的な解決だけを目指しても、依頼者にとって本当の意味での解決にならないことがあるからです。そのため、依頼者の気持ちと真正面から向き合い、丁寧に解決へと導いていくことを心がけています。

森下総合法律事務所_相談室

裁判所から「例外」を認められた遺産分割協議

相続問題を弁護士に相談するメリットにはどのようなことがありますか。

極論を言えば、弁護士がいなくても相続問題は解決できる場合もあると思います。お互いが合意すれば、法律の専門知識がなくても話し合いで決着をつけることは可能です。結局のところ、法律とは合意を形成するうえでのひとつの手法や判断基準にすぎないともいえます。

しかし、現実には相続に関する交渉がスムーズに進まないケースが多くあります。相続問題は感情が絡みやすく、話し合いが長引くことも珍しくないからです。

そうしたときに、法律という客観的な基準を用いることで、不要な対立を避け、早期解決につなげることができるのは、弁護士に相談する大きなメリットだと思います。

印象に残っている相続案件はありますか。

守秘義務があるため詳細は控えますが、遺産分割協議のやり直しを求められた裁判で、相手方の訴えを退けたケースが印象に残っています。

通常、遺産分割協議はすべての法定相続人が関与する必要があります。しかし、この案件では一部の法定相続人が協議に参加していなかったのです。原則としては遺産分割をやり直す状況でした。

しかし、私の依頼者が意図的にその相続人を除外したわけではなく、むしろ訴えを起こした側がそれを主導したと評価できたことがポイントでした。その点を丁寧に主張し、綿密な事実確認を行った結果、裁判所に「例外」として認めてもらい、遺産分割協議をやり直さなくて済む判決を得ることができました。

この案件は、事実関係の正確な整理と、法律的な論理構築が鍵を握ったケースでした。結果として依頼者にとって最善の解決を導き出せたので、私としても会心の出来だったと感じています。

相続分野における事務所の強みや特徴を教えてください。

当事務所の最大の強みは、不動産に特化していることです。不動産分野に精通していることで、依頼者にとって大きなメリットを提供できると考えています。

不動産に関する相続トラブルは、単に「誰がどの物件を相続するか」という問題だけではありません。

例えば、不動産の評価額を上げたことで相続税の負担が増えたりすることもあり、法務だけでなく税務の視点も必要になってきます。

また、賃貸物件が含まれている場合には、相続発生前に不動産の利回りを上げるといった戦略的な対策も可能です。単に遺産分割協議でトラブルを解決するだけでなく、不動産の利活用など、様々な要素を考慮しながら、最適な解決策を提案できるのが当事務所の特徴です。

一見問題のある不動産であっても、不動産特化弁護士から見れば問題のない不動産であったりします。不動産特化弁護士に依頼することで素早く不動産問題を取り除き、他の相続人からすれば思いもよらない大幅な経済的利益を確保できることもあります。「遺産分割協議」の解決という単一的な視点に囚われないことも当事務所の特徴です。

最後に、相続トラブルを抱えている方へメッセージをお願いいたします。

皆様が内科と外科を選択しているように、弁護士についても、自分に合った専門家を見つけることが何よりも重要です。相続問題と一口に言っても、その内容はさまざまですから、不動産が争点となる場合は、不動産に強い弁護士に相談することをおすすめします。

また、相談は早ければ早いほど、取れる選択肢が広がります。不動産を所有している場合、生前にできる対策がいくつもありますし、相続発生後でも「不動産をどう扱うか」によって解決策の方向性が大きく変わってきます。

私は弁護士の資格だけでなく、宅地建物取引士やファイナンシャルプランナーの資格も持っており、不動産と資産管理の視点からもアドバイスが可能です。相続でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。