「信頼できる弁護士」として。摂津市の地域密着型の法律事務所が、あなたの相続をサポートします
大阪府摂津市で「大阪北摂法律事務所」を経営する磯野真弁護士にインタビューを行いました。磯野弁護士は2007年に弁護士登録後、東京での経験を経て地元・北摂地域に戻り、地域の法律問題解決に尽力しています。依頼者とのコミュニケーションを大切にしている磯野弁護士。受任後は進行状況をこまめに報告し、依頼者と対話を重ねながら、二人三脚で納得感のある解決を目指します。(大阪弁護士会所属)
インタビュー
摂津市に根ざした地域の法律事務所として
事務所設立の経緯を教えてください。
事務所設立の1年ほど前から、故郷の北摂地域に戻って独立することを考えていました。当時は摂津市には法律事務所がなかったため、「地元の方々の需要に応えたい」と思ったことが、摂津市での独立を決めた大きな理由の一つです。市内には中小企業も多く、法律サービスの必要性を感じていました。
現在は摂津市にも複数の事務所がありますが、大阪中心地まで出向かずとも相談できる、地域密着型の法律事務所としてのニーズは、依然として高いと感じています。
弁護士として大切にしていることは何ですか?
専門家としてお客様と接する中で、安心感を提供することを大切にしています。今はインターネットでさまざまな情報が得られる時代ですが、専門的な知識や対応力に加えて、依頼者に寄り添う姿勢が重要だと考えています。
具体的には、なるべくわかりやすい説明を心がけ、依頼者の話をよく聞くようにしています。コミュニケーションを丁寧に取ることが重要ですね。特別なことをしているわけではありませんが、「困っている方の役に立ちたい」という思いを常に持ち、対応しています。
弁護士というとまだまだ身近な存在ではないからか、ホームページで私の経歴などを見て、相談をためらう方もいるようです。しかし実際にお会いすると、ありがたいことに、「思っていたより話しやすい」「優しそう」という言葉をもらうことが多いです。
決して怖い存在ではありませんので、お困りごとがあれば、ぜひ一度相談してもらえればと思います。
依頼者に寄り添った丁寧な相続対応
最近の相続の相談にはどのような特徴がありますか?
非常に幅広い相談が寄せられています。生前対策や遺言作成から、遺産分割、遺言執行の方法まで、さまざまです。相続放棄の相談も多いですね。また、親族間でもめてしまってからの相談だけではなく、「やり方がわからない」という手続きに関する相談なども増えています。
トラブルに発展する前の相談にも対応しておりますので、不安や疑問があれば聞かせてもらえればと思います。
相続案件に対応するうえで心がけていることはありますか?
事件全体を見る目線を大切にしています。不必要な対立を深めないよう、相手方に対しても人として当然の配慮をしながら、依頼者のために主張すべきところはしっかりと主張する、そのバランスを意識しています。もちろん、必要以上に妥協するわけではありません。
また、常にコミュニケーションを重視していますが、対面での相談だけですべてを聞き出すのは難しい場合もあります。その場合はメールやLINEなど、依頼者が話しやすい方法・環境に合わせたうえで、必要な情報を集めるようにしています。
相続に関するよくある相談と、解決までの流れを教えてください。
例えば、相続放棄に関する相談では、まず制度を利用できるかどうか、時間制限の確認を行います。期限が迫っている場合は急いで手続きを進める必要がありますが、十分な時間がある場合は、「本当に相続放棄すべきかどうか」という根本の問題についても丁寧に検討します。
遺言作成の相談では、遺言を残すことで問題が起きないかどうかを確認し、遺言だけで相続時の財産分けが実現できるかを検討します。場合によっては遺留分を侵害する内容になることもありますが、その場合は起こりうる問題を説明したうえで内容を調整しながら、最終的には依頼者の意思を尊重します。
重要なのは、依頼者が「どこまで考え、想定しているのか」をしっかりと確認することです。話をよく聞いてみると、「自分が亡くなったあと何が起きても構わない」と考える方もいれば、「争いは絶対に避けたい」という方もいます。そのため、依頼者の本当の希望をよく聞き取ったうえで、適切なアドバイスをする必要があると考えています。
約20年の経験と依頼者との確かな信頼関係が強み
相続における事務所の強みを教えてください。
約20年の弁護士経験を通して、相続に関する知識やノウハウを身につけながら、実績を積んでまいりました。確かな経験は強みの一つです。
また、他士業の方々との連携によって、多角的なアドバイスができる体制を整えています。例えば、不動産の売却や資産運用についても、状況に応じて適切な専門家をご紹介可能です。不動産の売却が必要な場合には信頼できる不動産業者を紹介し、税務の専門的なアドバイスが必要な場合には税理士と連携するなど、総合的なサポートを提供しています。
さらに、摂津市に事務所があることで、地域の方々に身近な存在として安心感を持ってもらえていると思っています。事務所の雰囲気も堅苦しいものではありません。相続という大変な作業に向き合う際の心強い味方になれるよう心がけておりますので、安心して相談してもらえればと思います。当事務所ではプライバシーに配慮した完全個室を用意しています。
依頼者から「信頼できる」と感謝の声をいただくことが多いと伺いました。どのような取り組みをしているのでしょうか?
進行状況をきちんと報告し、必要に応じて相談しながら進めていることが理由として大きいのではないでしょうか。中には「おまかせします」という方もいますが、その場合も「今どうなっているかわからない」という不安や、説明不足による不満は、決して感じさせないよう気をつけています。
結局のところ、結果だけではなく、過程についてもしっかりと共有することが大切なのですよね。当事務所の場合は依頼者の方と一緒に考え、時には相談しながら、最終的に納得のいく結果を目指しています。そのような丁寧な対応が、信頼関係の構築につながると思うのです。
以前の事務所でも、多くの案件を扱う中で、必要に応じて依頼者本人と頻繁に連絡を取るようにしていました。弁護士から依頼者へ積極的に連絡することが比較的少ないとされる、債務整理の案件が中心だったので、比較的珍しいタイプだったかもしれません。依頼者目線の対応は、私自身の職業意識として強くあるものです。
印象に残っている相続案件について教えてください。
前妻の子(依頼者)と後妻(相手方)との間で、争いになった案件が印象に残っています。こちらは手持ちの証拠がほとんどない状態でしたが、相手方が文書を偽造していたことが判明し、最終的に依頼者に有利な形で解決できました。
依頼者は父親との関係も含め、事件上は「恵まれない状況」でした。相手方に弁護士がついていなかったこともあり、依頼者にとって納得しがたい主張も多かったように思います。しかし難しい状況であっても、満足のいく結果を得られたことが何よりも良かったです。依頼者にも大変喜ばれる解決となりました。
あなたの不安を解決します
相続でお悩みの方へメッセージをお願いします。
悩んでいる時点で、「これで良いのかな」という不安を抱えているのだと思います。まずは気軽に相談してほしいです。簡単な疑問・質問であれば、一度の相談だけで終わるケースもあるでしょう。それでも構いません。少なくとも「現在の対応が正しい」という確認ができれば、その後も安心して手続きを進められるはずです。
一度相談してみることで、必ず何らかの道筋が見えてきます。相続の問題は一人で抱え込まず、弁護士へご相談ください。