全ての相続案件を自分事として捉え、最善を尽くす。依頼者の利益実現のため徹底的にやり抜きます

東京都港区で「新虎通り法律事務所」を経営する米田秀之弁護士(東京弁護士会所属)に、相続案件への取り組みについてインタビューしました。「自分が当事者だったらしてほしいことをやり抜くことにこだわっている」と話す米田弁護士。遺言書作成から相続発生後のトラブル解決まで、どのような案件にも妥協せず取り組み、最善の解決を目指します。相続について弁護士に相談するメリットや事務所の強みなどを聞きました。
インタビュー
「自分が当事者だったらどうしてほしいか?」を考えながら取り組んでいます
これまでの経歴を教えてください。
高校まで愛知県内で過ごし、東京大学経済学部、神戸大学法科大学院を卒業しました。2007年に弁護士になり、東京都内の法律事務所に所属した後、2015年1月に川口智也弁護士・西岡毅弁護士とともに当事務所を設立しました。2018年には齋藤実弁護士・森田聡弁護士が参画し、現在5名の弁護士が所属しています。
事務所の理念を教えてください。
「依頼者に寄り添う」ということは、事務所全体の共通認識として持っています。
「寄り添う」という言葉は人によって捉え方が違うと思いますが、私は、「自分が当事者の立場だったら、どうしてほしいだろうか」と考えるようにしています。
そうすることで、「これが自分のことだったら、ここまでやるよな」という姿勢で取り組むことができ、結果として、依頼者の様々なバックグラウンドや想いに応えることができているように感じています。
そういう意味では、案件の大小は関係なく、遺産が数十億円の相続でも、遺産が100万円の相続でも私の中では区別していません。自分が当事者の立場だったらしてほしいことを、手を抜かずやり抜くことにこだわっています。
依頼者とのコミュニケーションで心がけていることを教えてください。
難しい言葉を使わず、例え話などもまじえてわかりやすく説明することを心がけています。例えば初回相談では、「相談したけど、結局よくわからなかった」ということにならないように、「要するにどういうことか」ということをわかりやすくお伝えしています。
遺産分割から遺言書作成まで幅広くご相談いただいています
相続案件に注力している理由を教えてください。
相談が増えているというのが大きな理由です。顧問先や過去の依頼者などから、「知り合いが相続で困っているから相談に乗ってほしい」と言われることも年々増えています。
相続についてよくある相談内容を教えてください。
一つは遺産分割に関する相談です。親や配偶者が他界してなにから手を付けてよいかわからない、被相続人を介護してきた分を相続に反映させてほしい、被相続人の財産を管理していた相続人が財産を使い込んだ疑いがある、相続税がかかるかどうか教えてほしいなど、様々なケースが寄せられます。
遺言書に関する相談も多いです。子どもたちがもめないように、あるいはスムーズに事業承継できるように遺言書を作りたいという相談もありますし、被相続人が遺した遺言書に納得いかないという相談もあります。
遺言書の作成については、内容が決まっている場合はもちろん、どういう内容にするかということから相談を受ける場合もあります。紛争にならない内容にすることはもちろんですが、遺言を書く方の意思も尊重し、ちょうどいいバランスを探しながら一緒に作っていきます。相続発生前後の税金についても、当然に意識をはらっています。
少し変わったところだと、台湾の方の相続についても取り扱っています。また、登記は一般的に司法書士に依頼されることが多いのですが、当事務所では登記申請にも対応しています。
依頼者と戦友のような関係になることも多いです
相続案件を手掛ける上で心がけていることを教えてください。
相続は大きな金額が動くことも多いので、「依頼者が気になるだろうな」と思うポイントで正確な報告をするようにしています。これも、「自分が当事者の立場だったら、どうしてほしいだろうか」という視点ですね。
また、依頼者の代理人として他の相続人と協議することも多いですが、できるだけ丁寧に対応することを心がけています。もちろん言うべきことは言いますが、必要以上にもめても、よいことはありません。
先生の事務所ならではの強みや、他の事務所との違いはどんなところでしょうか。
複数の弁護士が所属しているので、他の弁護士に意見を聞いたり、互いの知識や経験を共有できたり、他の弁護士のよいところを取り入れたりできることは強みです。私自身も、2007年から長年弁護士として活動し、多くの経験を積んできましたので、当初の見立てが外れることはほとんどなくなりました。
弁護士は敷居が高いと言われますが、その敷居をなるべく下げるために、気軽に相談できる関係性を築くようにしています。解決する頃には、弁護士と依頼者という関係よりも、一緒に戦った戦友のような関係になることも多いですね。案件が終了した後も折に触れて連絡をいただいたりして、何年も関係が続いている方がたくさんいます。そういう部分も私の特徴かもしれません。
時間は巻き戻せません。早めに相談することで、穏当な解決ができる可能性が高まります
相続について弁護士に相談するメリットを教えてください。
ネットで調べる方も多いと思いますが、つい自分に都合のよい情報ばかり集めてしまったり、自分に都合よく解釈しがちです。その点、弁護士に相談すれば、個別の案件に照らして、専門的な視点からアドバイスをもらえます。その結果、見通しも立ち、穏当な解決ができる確率も高まりますし、安心できるというのは大きなメリットです。
早めに相談するメリットを教えてください。
早めに相談することで、相続放棄(3ヶ月)、相続税の申告期限(10ヶ月)などの期限を守ることができますし、早い段階でやるべきことの筋道を立てることができます。時間は巻き戻せませんから、とにかく早い段階で相談することで、安心感を持って進められることは大きなメリットです。
これまで取り組んできた相続案件の中で、印象に残っているものを教えてください。
相続人の一人にすべて相続させるという遺言書がありました。ところが遺言書を作ったとされる時期は、被相続人はすでに認知症が進行していて、とても遺言書を作れるような状態ではなかったというのが依頼者の主張でした。
その主張を裏付けるために医療記録を取り寄せ、分析し、法的に整理して主張することで、遺言は無効であるという判決を得ることができました。遺言書が有効か無効かで依頼者の相続分は大きく変わっていました。依頼者の利益になる結果につながって大変喜んでいただき、印象に残っています。
相続のトラブルを抱えて弁護士への相談を検討している方に向けて、メッセージをお願いします。
なにか疑問や不安があるときに、弁護士に意見を聞いてマイナスになることはないと思うんです。
「相談のハードルが高い」と思うかもしれませんが、そんなふうに心配する必要は全くありません。本当に、風邪をひいたときに病院に行って薬をもらうくらいの感覚で相談していただければと思います。
第三者のアドバイスを聞くことでスムーズな解決につながることも多いです。お気軽にご相談ください。