相続弁護士 ドットコム
弁護士法人自由城野法律事務所(福岡県北九州市)

弁護士法人自由 城野法律事務所

所在地
福岡県北九州市小倉南区富士見2-8-1 JAビル1階
受付時間
  • 平日可
  • 週末可
こんなときはご相談ください
  • 他の相続人と取り分が同じなのは納得できない
  • 被相続人の借金を引き継ぎたくない
  • いらない土地や建物を手放したい
初回相談料
5,000
/
30分まで
(税込)
「相続で悩んでいます。」とたった一言メール、LINE、電話をしていただくだけで対応可能です!
受付時間
10:00-17:00
050-5284-5439

「相続で悩んでます」の一言から解決への道が開く。知識と経験、人脈をフル動員して問題解決に尽力

阪本 志雄弁護士法人自由 城野法律事務所
「相続で悩んでます」の一言から解決への道が開く。知識と経験、人脈をフル動員して問題解決に尽力

福岡県北九州市で「弁護士法人自由 城野法律事務所」を経営する阪本志雄弁護士(福岡県弁護士会所属)に、相続分野への取り組みについて聞きました。同事務所の特徴の一つが相談ハードルの低さです。「『相続で悩んでます』と一言ご連絡ください。そんなに簡単でいいのと思うかもしれませんが、本当にその一言でOKです」と話します。相続の案件を手がける上での心構えや、よくある相談、事務所の強みなどを詳しく聞きました。

インタビュー

弁護士である前に人として依頼者の悩みに共感し、ともに解決を目指す

まず、事務所について伺います。先生は大阪のご出身ですが、どのような経緯で北九州で独立されたのですか。

司法試験に合格すると、司法修習という1年間の研修期間があり、全国どこで受けるか希望を出せるんです。北海道と福岡で悩み、北海道は旅行でよく行っていたので、この機会に福岡を極めたいと思って希望を出しました。希望が通って福岡での研修が始まったのですが、私がいたグループが北九州に配属されることになり、中洲を満喫するという望みはそこで断たれました(笑)。

北九州の中でも老舗の法律事務所に配属され、先生方の指導のもと弁護士実務の研修を受けました。事務所の先生方が皆さん素晴らしい方たちで、「うちに入りなよ」と声をかけてくださり、研修終了後にそのまま入所して弁護士としての活動をスタートしました。

6年ほど勤務したのち、独立しようと決めて、2023年の1月に末安陸斗弁護士と共同で事務所を開設しました。2024年4月に法人化し、「弁護士法人自由 城野法律事務所」という名称に改め、現在に至ります。

「弁護士法人自由」という名前に込めた想いはありますか。

当事務所の理念は、依頼者はもちろん、所属する事務員や弁護士など、ご縁のある全ての方の自由を守ること、そしてそれによって一人ひとりが自身の幸福を追求する権利を守り、実現することです。

私たちの使命として一番大切にしている「自由」という言葉を常に心に留めて活動したいと考え、このような法人名にしました。

ホームページに依頼者からの感謝の声が多数掲載されていました。依頼者との接し方で心がけていることはありますか。

弁護士である前に、1人の人間として目の前の依頼者に接することです。

弁護士に対して、「敷居が高い」「怒られそうで怖い」といったイメージを持つ方は多いですが、そういうふうに思われる職種は珍しいのではないでしょうか。いかにも弁護士先生という感じで偉そうに法律論を語るのではなく、人として依頼者の悩みに共感し、解決する方法を一緒に考えていくことを大切にしています。

ありがたいことに、依頼者からは「話しやすい」「依頼してよかった」などのお声をたくさんいただいています。皆さんが想像するよりもさらに敷居は低い弁護士だと自負していますので、緊張せず、何でも相談してください。

弁護士法人自由 城野法律事務所_相談室1

高齢化率トップクラスの北九州で相続問題に尽力

相続分野に注力している理由を教えてください。

北九州という地域の事情が大きいです。高齢化も人口の減少スピードも日本トップクラスで、簡単に言えば、日本の将来の縮図が一番現れている場所なんですね。相続の発生率が高く、空き家問題や使われていない土地の押し付け合いなど、高齢化社会で起きる問題が非常に多く発生しています。北九州の弁護士である限りは向き合わなければならないと考えて注力しています。

相続について多く寄せられる相談を教えてください。

相続放棄と遺産分割に関する相談が多いです。

相続放棄は、被相続人の借金を引き継ぎたくないという方のほか、いらない土地や建物を手放したいという目的の方もいます。

遺産分割の相談は千差万別ですが、特に多いのは、相続人同士の不公平感が原因で争いになるケースです。例えば、「亡くなった親の面倒を自分が1人で見てきたのに、他の相続人と取り分が同じなのは納得できない」とか、「あなたは親にお金を援助してもらったのだから、その分を差し引いて相続すべきだ」といった主張から対立が生じ、話し合いがまとまらず、相談に来る方が多いです。

相続の案件を手がける上で心がけていることを教えてください。

被相続人はもう亡くなっているので、その方の意思がどこにあるかは、遺言などがない限りはっきりわかりません。依頼者が「親は生前、この財産は自分にくれると言っていた」と主張していても、本当にそうだったか証明することはなかなか難しいです。

被相続人の意思が明確ではないからこそ、依頼者と被相続人の関係や、他の相続人と被相続人の関係など、周辺事情を詳細にヒアリングする必要があります。依頼者と打ち合わせを重ねて、「おそらくこうだったのだろう」と思われる材料を可能な限り集めます。その材料を踏まえて他の相続人たちと交渉する際は、どういうふうに伝えれば受け入れてもらえるかを慎重に探りながら話すようにしています。

相続の問題を解決するには、基本的には法律のルールに従います。ただ、法律だけでは割り切れない感情的なモヤモヤが争いの原因になっていることも少なくありません。依頼者の利益を実現することが最優先ではありますが、相手方の話も聞いた上で、最終的にどこで折り合えるのかバランスを考えながら進めることを心がけています。

対立する前に相談を。相続の正しい知識があれば話し合いや手続きも断然スムーズに

相続について、弁護士に相談や依頼をするメリットは何でしょうか。

「こうしたい」と考えていることが、法律的に実現可能かどうか整理できることだと思います。実現可能な場合はそのために何をすべきか指針が立てられますし、実現が難しい場合は代替案を考えられます。悩みを解決するためにどういう方向に進むべきか、道案内をしてもらえることは弁護士に相談する大きなメリットです。

早めに相談するメリットと相談が遅れることによるデメリットを教えてください。

相続の正しい知識がないまま、当事者同士でああでもないこうでもないと言いたいことだけ言っていると、対立が深まって取り返しがつかないことになる可能性があります。実際に、相談時点ですでにバチバチに対立していて、弁護士が入っても話し合いでの解決が難しいケースも少なくありません。

基本的なことだけでもいいので知識があれば、相手の言っていることが法律的に妥当かどうか判断できますし、ご自身の要望の伝え方も変わってくると思います。自分たちで話し合う前に弁護士に一度相談をして、相続の正しい知識を知った上で話し合いや手続きをする方が、絶対にスムーズに進みます。

先生の事務所ならではの強みや、他の事務所との違いはどんなところですか。

1つは、司法書士や税理士、遺品整理業者、不動産業者などとのネットワークがあることです。登記や税務、不動産の処分といった手続きが必要な場合も、当事務所が窓口となって各専門家に依頼し、スピーディーに進めることが可能です。

また、依頼者とはLINEでやりとりするので、わからないことや不安があればいつでも連絡していただけます。

事務所には弁護士の先生が5人いらっしゃいますが、1つの案件に複数人で対応されることもありますか。

基本的に、相続の案件は複数人で対応しています。当事務所の弁護士の中でも小林健一弁護士は特に相続に強く、かなりの数の案件を手がけてきた実績があるので、一緒に取り組むことが多いです。

作業量が多くても分担できるのでスピーディーな解決につながりますし、知識や経験がそれぞれ異なるので、1人よりも複数人で対応する方がいろんな意見や知恵が出てきます。問題解決の選択肢も広がるので、依頼者に対して多様な選択肢を提案でき、ベストなやり方で解決していくことが可能です。

弁護士法人自由 城野法律事務所_相談室2

「相続で悩んでます」と一言連絡いただければOKです

初回相談の流れについて教えてください。

まずはLINE、ホームページのお問い合わせフォーム、電話のいずれかでお問い合わせください。「相続で悩んでます」という一言だけ伝えていただければ大丈夫です。その後、日程調整の連絡を差し上げますので、日にちを決めて事務所に来ていただきます。事務所内は完全バリアフリーなので、高齢の方やお身体が不自由な方も安心してお越しください。駐車場も広いです。

事務所に来ていただいたら、お話を伺い、状況を整理します。その上で、私が持っている知識と人脈をフル動員し、今後どういうことが起きてどういう手続きが必要か、他士業の協力が必要な場合はその案内も含めて見通しを丁寧に説明します。

弁護士が入る方が良い事案であれば、私が提供できるサービスの内容や、弁護士費用の概算をお伝えします。必ずしも依頼する必要はないので、相談だけで終わってももちろんかまいません。

最初のアクションとしては、「相続で悩んでます」という一言だけで良いのですね。

はい。難しく考えずに「相続で悩んでます」とだけ送っていただければOKです。「ちゃんと状況を整理して説明しないと」と心配する必要はありません。戸籍や相続関係図があればお持ちいただけると嬉しいですが、なければ手ぶらでも全く問題ないですよ。

「そんな簡単な連絡で良いの?」と思われるかもしれませんが、実際にそうやって連絡をくださる方はたくさんいらっしゃいます。安心してお問い合わせください。

相続のトラブルを抱えて弁護士への相談や依頼を検討している方に向けて、メッセージをお願いします。

このページをご覧になっているということは、大なり小なり相続の悩みを抱えているのだと思います。法律事務所のホームページをいくつも見たり、ネットに載っている解決方法を調べたりしてきた方もいるかもしれませんが、私としては、その検索している時間がとても勿体ないと思うんです。

解決したい問題があるなら、今すぐ当事務所に「相続で悩んでます」とご連絡ください。膨大な手間と時間をかけてご自身で調べものをするよりも、断然楽に、解決に向けて前進できます。「相続で悩んでます」と一言伝えればもう問題解決というぐらいに考えて、気軽に連絡していただければと思います。