相続弁護士 ドットコム
村井法律事務所(大阪府大阪市)

村井法律事務所

所在地
大阪府 大阪市北区西天満3-2-4 大三ビル5階502
受付時間
  • 平日可
初回相談料
5,500
/
30分まで
(税込)
時間をかけてしっかりご事情を伺います。
受付時間
9:00-17:00
050-5284-5490

30年以上の経験を活かし、相続の悩みを解決へ導く。依頼者の笑顔のために尽力します

村井 潤村井法律事務所
30年以上の経験を活かし、相続の悩みを解決へ導く。依頼者の笑顔のために尽力します

大阪府大阪市で「村井法律事務所」を経営する村井潤弁護士にインタビューを行いました。大阪生まれ・大阪育ちの村井弁護士。1993年に大阪に戻って弁護士登録をしてから30年以上、地元で依頼者一人ひとりと真摯に向き合い、対話を重ねながら、解決に向けたサポートを提供してきました。「必ず解決方法はあります。どんな悩みも気軽に相談してください」と呼びかけます。(大阪弁護士会所属)

インタビュー

「依頼者の幸せ」を第一に考えます

弁護士を目指したきっかけと、弁護士として大切にしていることを教えてください。

弁護士を目指したきっかけは、小学生のときに水俣病訴訟や公害問題について学び、衝撃を受けたことでした。弱い立場の人々の痛みや苦しみを知り、そのような人々を守るために戦う法律家の存在に触れ、憧れを抱いたのです。

現在も最初の志を忘れずに、障がい者の権利を守る訴訟や消費者被害の救済に取り組んでいます。これからも弁護士として、一人でも多くの方の力になりたいと考えています。

弁護士として一番大切にしていることは、依頼者の幸せです。一回きりの法律相談であっても、相談に来てくださった方が、帰るときに少しでも明るい表情になって帰っていただけるように、喜んでいただけるように、と心がけています。

具体的にどのような取り組みをしていますか?

依頼者とは「議論」ではなく「対話」の姿勢で話し、また心情にも寄り添っています。

私は数多くのご依頼に対応してきた経験から、ある程度の見通しを立てられます。例えば相続や離婚などの家族問題の場合、一時期は心情的につらい状況でも、必ず道は開けると知っています。そこで、おこがましいながらも、見通しを示したうえで「つらいのは今だけですよ」と説明すると、依頼者の方は少し安心した表情を見せて下さるのです。

また弁護士と依頼者という関係以前に、人と人との関係を大切にしています。弁護士であるからといって「私の言うことを聞きなさい」と押し付けるような態度を取ることは決してありません。依頼者がなぜそのような希望を持ったのか、納得できないのであればなぜ納得できないのか、といった気持ちの部分もしっかりと聞いて受け止めるようにしています。

特に、弁護士と初めて関わる方にとっては、何もかもが初めての経験ですから不安が大きいものです。その不安に寄り添い、依頼者に対する理解を深めていくことで、より良い解決につながると考えています。

最近の相談の特徴や傾向を教えてください。

成年後見に関する相談が増えています。特に、同居中の家族と別居中の家族の間でトラブルになることが多いですね。

配偶者や子ども、兄弟姉妹がいない、いわゆる「お一人様」の方からの相談も増加しています。病院や施設にいる方もそうなのですが、自宅で一人暮らしをしている方の場合は特に、成年後見の枠組みでの法律面の対応だけではなく見守りも含めたサポートが必要です。そのため、大きな病院と連携して弁護士がチームを組むような取り組みも検討しています。

また近年は、高齢者を狙った詐欺被害が深刻化しており、ロマンス詐欺や暗号資産投資など、手口は巧妙化する一方です。残念ながら、被害に遭われているご本人がだまされていることに気付かないことも多く、ご家族が成年後見の申立てを検討せざるを得ない事態も起きています。

このように、相続問題は単なる財産分与の問題だけでなく、幅広い課題への対応が必要となってきています。そこで当事務所では、遺言書作成や成年後見など、生前対策のご相談にも積極的に対応しています。終活についても、気軽にご相談いただきたいです。

村井法律事務所_ビル玄関

依頼者に寄り添った丁寧な対応が特徴

相続問題ならではの難しさはありますか?

相続問題は、戦後の法制度の変化が大きく影響している分野です。かつての家督相続から現行の親族相続法へと制度が変わり、今は平等に相続できるようになりました。しかし60代から80代の方々の間では、いまだに「家の跡取り」の意識が根強く残っていることもあります。

このような世代間の価値観の違いが、相続問題をより複雑にしています。特に、学校で平等について学んできた世代と、家督制度の名残が強く残る世代との間で、考え方が食い違ってしまうことがあるのです。

私は30年以上の弁護士経験から、このような価値観の違いを踏まえた対応を心がけています。例えば、相続に関する相談では、他の問題以上に丁寧な対話を重ねることで、解決への道筋を見出すようにしています。他の法律問題と比べ、相続は家族の歴史や感情が深く関わってくる分野だからこそ、より慎重な対応が必要だと考えています。

相続問題の対応方針について教えてください。

私は紛争をあおるタイプではありませんが、裁判所で解決すべきケースかどうかの判断は素早く行います。調停や審判などの手続きも、必要に応じて活用する方針です。特に、相手方に弁護士がついておらず、本人同士に根深い感情の対立がある場合は、裁判所の判断を仰ぐことがあります。

実際、話し合いでの解決が難しいケースは少なくありません。例えば、本人が手紙を出しても相手方から返事がない、電話をしても切られてしまう、などの場合です。そういった場合は、無理に話し合いを試みるよりも、早い段階で調停を申し立てる方が、早期解決につながります。

村井法律事務所_相談室

30年以上の経験を活かした確かな対応力

事務所の強みを教えてください。

30年以上の経験の中で、様々な相続のお悩みに対応してきました。どのようなトラブルであっても、適切な解決へ導ける自信があります。相手方との交渉においても、主張すべきポイントと引くべきポイントの見極めができるため、より良い解決を目指せます。

また、弁護士になった当初から大阪で活動してきたので、地元の他士業とのネットワークが充実していることも強みです。司法書士や税理士と連携し、相続の様々な手続きにワンストップで対応します。

オンライン相談も積極的に受けており、大阪に限らず、遠方の方でも相談しやすい環境を整えています。

依頼者から「話しやすい」「わかりやすい」と言われることが多いと伺いました。

私の信念は「人を見て法を説け」。つまり、その人にわかる言葉で法律を説明しなければ意味がないと考えています。法律の条文をただ並べても依頼者の理解は深まりません。相手の立場に立って、わかりやすい言葉で説明することを心がけています。実際に、今まではどのような説明を聞いてもわからなかったのに、私の説明では理解できたという方もいらっしゃいます。

一人で悩まずにご相談ください

相続でお悩みの方へメッセージをお願いします。

相続に限らずですが、悩んだときに一人で抱え込む必要はありません。必ず解決策はありますので、どうかお気軽にご相談ください。

「こんなことを相談していいのかな?」と迷う方もいるかもしれませんが、全く気にする必要はありません。どのような悩みも真摯に伺いますので、電話でもメールでも、ご自身にとって一番気軽な方法で一度ご連絡いただければと思います。

納得のいく解決を目指すためにも、早めのご相談をおすすめします。一緒に最善の方法を見つけていきましょう。