全国から多数の相談実績。豊富な知見を活かし、困難な相続案件にも粘り強く取り組みます
大阪府大阪市中央区で「弁護士法人アットパートナーズ」を経営する足立拓弁護士(大阪弁護士会所属)に、遺産相続案件を手掛ける上での心構えや事務所の強みなどを聞きました。「基本的に依頼を断らない」と話す足立弁護士。他の事務所で断られた困難なケースにも取り組み、豊富な知見を活かしてベストな解決を目指します。
インタビュー
6名の弁護士が、依頼者のためにベストを尽くします
これまでの経歴を教えてください。
出身は鳥取県米子市で、慶應義塾大学商学部と法学部を卒業し、2009年に弁護士になりました。
弁護士登録当初は、大手企業の訴訟案件、企業法務を取り扱う事務所に所属し、事務所移籍を経て、一般の訴訟案件のみならず、家事事件(離婚問題、相続問題)から刑事事件、企業の破産申立、破産管財事件まで、幅広い分野の案件を経験しました。その後、当事務所を設立し、現在は6名の弁護士が所属しています。
事務所の理念を教えてください。
基本的には個人も企業も、イデオロギーや思想に関係なくお引き受けするということです。
また、ご依頼いただいた以上は、依頼者のためにベストを尽くすことも理念にしています。そのために、十分なリサーチを行うこと、十分な経験を積むこと、きちんと依頼者とコミュニケーションを取ること、依頼者からの連絡に対してスピーディーに対応することなどを心がけています。
遺産分割をはじめ、相続に関する様々な相談・依頼が全国から寄せられます
相続案件に注力している理由を教えてください。
もともと注力しようと思っていたわけではなく、様々な分野のうちの一つとして取り扱う中で信頼を得て、過去の依頼者からご紹介いただいたり、弁護士ドットコムやホームページからご相談いただくなどして、結果的に数が増えていきました。
おかげさまで現在は、全国からご相談・ご依頼をいただいています。
相続についてよくある相談内容を教えてください。
大まかな割合でいうと、遺産分割協議がうまくいかないというケースが5割、相続人が数十人いて手に負えないようなケースが2割、残り3割は、遺言書作成や遺言執行、遺留分侵害額請求などその他のケースです。
遺産分割協議がうまくいかない理由は様々ですが、よくある理由としては、「感情的な対立がある」「遺産の範囲について難しい論点がある」「法定相続分より多い金額を主張して譲らない人がいる」「不動産をどう処理するか意見が対立している」というケースが多いです。
遺産の範囲について論点があるというのは、たとえばどういった場合でしょうか。
被相続人の生前に預金が引き出されていて、どこにいったかわからないというケースが典型的です。
また、共働き夫婦の場合、たとえば夫の口座に妻の収入も入れているケースは多いです。その状態で夫が亡くなった場合、預金の中には妻の収入も入っているわけですから、どこまでが遺産なのかという問題が生じます。不動産についても、名義は被相続人だが実際にお金を出したのは別の人だった場合、そのまま遺産として扱ってよいのかという問題が生じます。
ただ、こういった問題を認識して相談に来られる方は少ないです。遺産分割のご依頼をいただいて通帳を確認したり、色んな話をうかがう中で私たちが気づくことが多いですね。その意味では、気づかないうちに損をしているかもしれませんので、一度弁護士に相談することをお勧めします。
先ほど相続人が数十人いて手に負えないようなケースもあるというお話でしたが、先生に依頼すれば数十人との連絡も全てお任せできるのでしょうか。
はい、もちろんです。すべての相続人に対して、住所を調べて当事務所からお手紙を出して協議を申し入れます。ただ、数十人いれば、すんなり応じてくれる方ばかりではありません。行方不明の方、返事をくれない方、強引な主張をする方もいます。
ご自身で数十名に手紙を出すだけでも大変ですし、状況に応じた適切な法的手続きも必要ですから、ぜひ弁護士のサポートを受けていただければと思います。
豊富な知識と経験が強み。他の事務所で断られた難しいケースもお任せください
相続案件を手掛ける上で心がけていることを教えてください。
相続案件は高齢の依頼者が多いですし、相続に関する法律や制度は難しいので、わかりやすく説明することを心がけています。また、私がどういう目的でどう動いているか把握してもらった上で進めること、解決までどれくらい時間がかかるかという目処をお伝えすることも心がけています。
先生の事務所ならではの強みや、他の事務所との違いはどんなところでしょうか。
相続案件に関しては、一般的な弁護士よりも圧倒的に対応件数は多いと思います。年間50〜60件の依頼を受けているので数自体も多いですし、困難な案件もかなり手掛けてきました。経験と知識の豊富さには自信があります。
当事務所は、基本的にご依頼を断りません。見通しが厳しい案件についても、依頼者にそのことを了解していただければお引き受けします。その結果、困難な案件のご依頼も増え、解決するためのノウハウも蓄積できました。他の事務所で断られた案件を引き受けて、無事解決して喜んでいただけることも少なくありません。
初回相談無料。少しでも不安や疑問があれば早めにご相談ください
相続について弁護士に相談や依頼をするメリットを教えてください。
ご家族が亡くなられた後は、遺産分割協議以外にもやるべきことはたくさんあります。その中で戸籍を取ったり、銀行の残高証明を取ったりするのは大変だと思います。特に相続税の申告が必要な場合は、期限(10ヶ月)に間に合うようスピードも求められます。弁護士に依頼すれば、様々な手続きを丸投げできて負担が軽くなるというのが一番のメリットです。
また、相続に関してミスをされている方が結構多いです。たとえば自分に相続分があることを知らず、他の相続人が全部相続することに同意してしまったケースや、遺産分割協議が終わっていないのに預金解約書類に実印を押してしまって、解約された預金を渡してもらえないケースも実際にありました。そういった事態を防ぐために、ご自身の判断で行動を起こす前に一度弁護士にご相談ください。
早めに相談するメリットと、相談が遅れることによるデメリットを教えてください。
一番早く相談していただきたいのは、相続放棄です。相続放棄の期限は、被相続人が亡くなってから3ヶ月以内です。債務がどれくらいあるかわからない場合は、弁護士に依頼して債務調査をするのが有効です。ただ、その調査にもある程度時間がかかりますし、場合によっては家庭裁判所に対して期限の延長を申し出る必要があります。
相続放棄を検討されている方は、被相続人が亡くなってから1ヶ月を目処にご相談いただくことをお勧めします。
また、遺産分割協議書に一度印鑑を押してしまうと、あとで「内容をよく見ていなかった」と言ってもやり直すことはまずできません。ですから少しでも不安があれば、「これに押印してよいでしょうか」という形で構いませんので、弁護士に相談していただきたいです。
これまで取り組んできた相続案件の中で、印象に残っているものはありますか。
被相続人が亡くなった後に、ある相続人が判決をだまし取って、被相続人名義の不動産を自分名義に移転してしまったケースがありました。相続人の一人から依頼を受け、移転登記を抹消して被相続人名義に戻し、遺産分割をして無事に解決することができました。
何件も訴訟をしてようやく移転登記の抹消まで辿り着き、登記を担当した司法書士からは「奇跡だ」と言われました。これまで扱った案件の中でもかなり難しいケースでしたが、うまく解決でき、印象に残っています。
相続のトラブルを抱えて弁護士への相談を検討している方に向けて、メッセージをお願いします。
当事務所は、かなりざっくばらんにお話させていただきますし、相談料も最初はいただきません。お電話でもご来所でも、お気軽にご相談いただければと思います。