相続弁護士 ドットコム
弁護士法人八千代佐倉総合法律事務所(千葉県八千代市)

弁護士法人八千代佐倉総合法律事務所

所在地
千葉県 八千代市勝田台北1-3-21 ピノキオ勝田台ビル5階
受付時間
  • 平日可
  • 週末可
  • 祝祭日可
こんなときはご相談ください
  • 身勝手な提案をする人がいて困っている
  • 遺産を使い込まれた可能性がある
  • 不動産の評価について意見が合わない
初回相談料
無料
/
30分まで
相続に関するお悩みを解決します。ご遠慮なくご相談ください。
電話受付中
9:00-18:00
050-5284-5013

依頼者の利益を追求し、幸せな未来を実現。一人ひとりに合った方法で相続トラブルを最善の解決へ

菊川 秀明弁護士法人八千代佐倉総合法律事務所
依頼者の利益を追求し、幸せな未来を実現。一人ひとりに合った方法で相続トラブルを最善の解決へ

千葉県八千代市で「弁護士法人八千代佐倉総合法律事務所」を経営する菊川秀明弁護士(千葉県弁護士会所属)に、相続分野の取り組みについて聞きました。依頼者一人ひとりの想いを受け止めて、その方に一番合った方法で解決をはかる菊川弁護士。使い込みなど複雑なケースの実績も豊富です。「初回相談でしっかり方向性を示します。まずはお気軽にご相談ください」と話します。

インタビュー

長年の企業法務経験を経て街の弁護士に転身

これまでの経歴を教えてください。

出身は福島県で、小学校から高校まで神奈川県内で過ごし、早稲田大学法学部を卒業しました。

大学卒業後は総合商社や外資系IT会社の法務部などに勤務していましたが、一念発起して弁護士を目指すことにし、千葉大学法科大学院へ進んで司法試験に合格しました。

2007年に弁護士になってからは、東京都内の外国法共同事業オメルベニー・アンド・マイヤーズ法律事務所に勤務し、2013年に独立して当事務所を開設しました。

どういった想いで事務所を開設されたのでしょうか。

会社員時代も、弁護士になってから勤務していた事務所も、個人のお客様と直接やりとりするのではなく、企業を相手に仕事をしていました。もちろんとてもやりがいのある仕事でしたが、直接目の前の人の問題を解決したいという想いが強くなってきたんです。それで街の弁護士として活動しようと決めました。

八千代市を選んだのは、千葉県内の弁護士は千葉市内に集中しているので、弁護士が少ない地域に事務所を構えることで地域のお役に立ちたいと思ったことが大きいです。

八千代市周辺の方が千葉市内の弁護士に相談しようと思えば、片道1時間前後かかります。ご高齢の方や小さなお子さんがいらっしゃる方、時間の確保が難しい方などにとっては、かなりハードルが高いですよね。ですから皆様がお住まいの地域で気軽に相談できるように、と思いました。

初回相談を無料にしているのも、少しでも不安や疑問があれば相談料を気にせずご相談いただけるようにという理由です。

事務所として、どういったことを大切にされていますか。

地域に根ざして、一人一人のよりよい生活、幸せを目指すことを大切にしています。そのためには「答えは1つではない」という前提で、目の前の依頼者の悩みや希望をしっかり見極めて、その方に一番合った解決を心がけています。

特に相続は依頼者の人生に大きく関わる問題ですから、その大切なことをご依頼いただくという自覚と責任感を常に持って取り組んでいます。

依頼者とのコミュニケーションで、どういったことを心がけていますか。

まずはしっかりお話を聴くことです。相続は色々な想いが絡みますから、依頼者のお気持ちも十分にお聴きします。ただ相手には相手の事情や感情がありますし、裁判所などを説得するには法律的な主張が不可欠で、感情論だけではよい解決になりません。

そこで当事務所では、想いの部分と見通しの部分を分けて考えます。つまり、依頼者の想いはしっかり受け止めつつ、その想いを相手に伝えたらどうなるかを冷静に見通して、適切な対応を提案するイメージです。

弁護士に求められていることの本質は、うっぷんを晴らしたり感情的に争ったりすることではなく、法律の枠組みで問題を解決することです。その点を忘れず、プロとして確実に解決へ導くことを信念としています。

また、依頼者の想いは理解しつつも、法律的に実現が難しいことは、理由とともにハッキリお伝えします。そうすることで違う方法を考えたり、気持ちを切り替えて前に進んだりすることができ、依頼者のメリットになると思うからです。

八千代佐倉総合法律事務所_相談風景

遺産分割を中心に幅広く対応。使い込まれた遺産を数千万円回収した経験も

相続案件に注力している理由を教えてください。

相続は誰もが経験することですが、人間関係、財産関係、法律などが絡むので、問題が複雑になりがちです。うまく解決しないと、相続人同士の人間関係まで壊れかねません。

親族である以上、今後も法事などで顔を合わせたり、いずれは互いに助け合う必要が出てきたりするかもしれません。そこで弁護士が入ることで、人間関係を決定的に壊さずに済むケースが多いというのが、力を入れている理由です。

どういったご相談が多いでしょうか。

やはり遺産分割に関するご相談が多いです。たとえば、身勝手な提案をする人がいて困っている、被相続人と同居していた相続人が財産を使い込んでいる、不動産の評価について意見が合わないといったご相談です。それ以外にも、遺言書作成、遺留分侵害額請求、相続放棄など相続全般についてご相談いただいています。

事務所開設当時に比べても、使い込みに関するご相談は増えています。これまでも多くのケースを取り扱い、数千万円を取り返したケースも複数あります。

初回相談から解決まで代表弁護士が責任をもって対応します

相続案件を手掛ける上で心がけていることを教えてください。

もちろん弁護士は依頼者の代理人ですから、依頼者の利益が最優先です。ただ、だからといって必要以上に他の相続人を攻撃したり過剰な要求をすれば、人間関係が壊れますしトラブルが深刻化します。それは結局、依頼者のためになりません。

ですから私は、他の相続人に対しても敬意を払い、要求に応じるかどうかはさておき、お話はきちんと聴きます。また他の相続人に対して書面を出す場合も、細心の注意を払って文章を書きます。

これは決して弱気になるとか、遠慮するということではありません。依頼者にとって最もよい解決をするためには、それがベストだということです。

先生の事務所ならではの強みや、他の事務所との違いはどんなところでしょうか。

大きな事務所だと、複数の弁護士が担当したり、途中で担当が変わったりすることもあります。しかし当事務所では、初回相談から解決まで、一貫して私が対応するところが特徴です。

その分、複数の事務スタッフが在籍しており、依頼者ごとに担当者を決めてスムーズな連絡や事務作業ができるような体制を作っています。

2007年から弁護士として仕事をしてきて、事務所開設からは10年以上が経ちました。これまでに得た豊富な経験に基づいて見通しを立て、よりよい解決方法を提案できるところも強みです。また、強みとは違いますが、私の親も高齢になってきたので、相続に悩む依頼者の気持ちがよりわかるようになってきたかなと思います。

八千代佐倉総合法律事務所_ビル入口

初回相談無料。取り返しがつかなくなる前にご相談ください

相続について弁護士に相談するメリットを教えてください。

自分では気付かない解決策が見つかることです。

多くの方は相続を初めて経験し、法律知識もあまりお持ちではないでしょう。解決のためにどうすべきか、ご自身で正しい答えを出すことはかなり難しいと思います。

そこで弁護士に相談すると、様々な解決策を提案してもらえます。自分では「こうしよう」と思っていたことが間違っていることがわかったり、見落としに気づいて軌道修正できたりすることも多いです。実際に、相談に来られた方からは、「相談してよかった」「盲点になっていたことに気づけた」というふうに言われることがよくあります。

早めに相談するメリットと、相談が遅れることによるデメリットを教えてください。

相談が遅れると、取り返しがつかないことになる場合があります。たとえば遺産の一部を使ってしまって相続放棄できなくなったり、相続放棄(3ヶ月)や遺留分侵害額請求(1年)などの手続きをする期限を過ぎてしまったりする場合です。

また相続人同士で話し合った結果、失言が原因で話し合いができなくなったり、認めるべきではないことを認めたりしてしまうこともあります。

相談したからといって、必ずご依頼いただく必要はありません。なにか問題が起きてからではなく、アクションを起こす前に一度ご相談いただければと思います。もちろん、問題が起きた後でも全力で対応いたしますので、諦めずにご相談ください。

初回の相談ではどのような対応をしているのでしょうか。

ご相談内容をうかがった上で、その場で法的アドバイスをいたします。当事務所は、おそらく他の事務所よりも相談時間が短いと思います。もちろん手を抜いているわけではなく、まず結論をお伝えし、きちんと理由を説明するということを徹底しているからです。

依頼者は解決方法を知りたくて相談に来られるので、正面からその期待にお応えするようにしています。また、できるだけ専門用語を使わず、具体例をあげたりしてわかりやすく説明することも意識しています。

これまで取り組んできた相続案件の中で、印象に残っているものはありますか。

親が亡くなり、兄弟3人が相続人という遺産分割の案件がありました。私はそのうちの1人から依頼を受け、残り2人は弁護士をつけずご自身で対応されていました。

ご依頼いただいた時点で兄弟関係が非常に悪かったのですが、私から他の相続人に会いに行くなどして話し合いを続けました。話し合いの場で私は、「主張すべきことは主張しますが、決して嘘をついたり隠し事をしたりすることはありません。私の提案に疑問があるなら弁護士に相談していただいて構いません」とハッキリお伝えしました。

結果的には他の相続人からも信頼され、遺産分割調停をせず話し合いで解決できました。さらに、遺産分割協議書を締結する際には兄弟全員が私の事務所に集まって、別れ際に握手までしていたんです。兄弟関係を壊さず、むしろお互いの距離を縮められる形で解決できたことが嬉しく、印象に残っています。

相続のトラブルを抱えて弁護士への相談を検討している方に向けて、メッセージをお願いします。

当事務所では、初回相談の段階でしっかり方向性を示すようにしています。弁護士に依頼すべきかどうかや、今後どうなっていくのか、といったことを丁寧にお伝えします。見通しが立つことで、未来への漠然とした不安が軽くなるでしょう。

初回相談は無料なので費用の心配も不要ですし、相談だけで終わっても全く問題ありません。少しでも不安や疑問があればお気軽にご相談ください。