相続弁護士 ドットコム
平塚総合法律事務所(神奈川県平塚市)

平塚総合法律事務所

所在地
神奈川県平塚市紅谷町2-14 一剣浜大門ビル3階

平塚市に根ざした法律事務所。使い込みや不動産が絡む複雑なケースも豊富な経験を駆使して解決

小澤 敦史平塚総合法律事務所
平塚市に根ざした法律事務所。使い込みや不動産が絡む複雑なケースも豊富な経験を駆使して解決

神奈川県平塚市で「平塚総合法律事務所」を経営する小澤敦史弁護士(神奈川県弁護士会所属)に、遺産相続案件を手掛ける上での心構えや事務所の強みなどを伺いました。地元の方のお役に立ちたいという想いから、自身が生まれ育った平塚市に事務所を開設した小澤弁護士。豊富な経験に基づいて適切な見通しを立て、複雑な相続トラブルも穏便に解決します。

インタビュー

地元・平塚市のお役に立つため事務所を開設しました

これまでの経歴を教えてください。

神奈川県平塚市出身で、慶應義塾大学法学部、中央大学法科大学院(ロースクール)を卒業しました。2013年に弁護士になり、神奈川県内の法律事務所で経験を積んだ後、2018年1月に当事務所を開設しました。

どういった想いから、事務所を開設されたのでしょうか。

平塚市は、私が生まれ育った愛着のある街で、独立するならここに事務所を開設したいと思っていました。また、神奈川県内の弁護士は、横浜市に集中しています。一方、平塚市と周辺地域は人口も多く街の規模も大きいのですが、弁護士の数が少ないんです。これでは十分な法的サービスを受けられないので、少しでも地元の皆様のお役に立てればという想いもありました。

ただ、私一人ができることは限られています。そこで信頼できる押谷祐基弁護士と角田健典弁護士に声をかけ、共同で事務所を開設して私が代表に就任しました。

事務所の理念を教えてください。

地域に根ざした事務所として、平塚市と周辺地域の法律問題をしっかり解決することを理念にしています。というのも、困りごとがあったとき、横浜市や小田原市の弁護士へ相談する方は少なくありません。「都市部の弁護士のほうが信頼できそう」というイメージがあるのかもしれませんが、実際は弁護士の力量に地域は関係ありません。

当事務所は経験豊富な弁護士が複数所属しており、平塚市と周辺地域の事情もよく理解しています。そのことをより多くの方に知っていただき、地域の問題は地域の弁護士が解決するという社会にしたいですね。

また、弁護士に相談するハードルはまだまだ高いです。そこで相続に関しては初回相談を60分無料にしたり、土日祝・夜間の相談にも対応し、相談しやすい体制を整えています。

地元の弁護士に相談するメリットはどういったところでしょうか。

たくさんありますが、たとえば横浜市や小田原市まで相談に行こうと思うと、片道1時間前後かかります。行こうと思えば行ける距離ですが、遠方の法律事務所へ行くという物理的ハードル、心理的ハードルは高いはずです。体が不自由な方や、高齢の方、小さなお子さんがいらっしゃる方にとっては、なおさらです。

一方、地元で相談できれば時間も確保しやすいですし、心理的なハードルも低いです。依頼後も何度か打ち合わせが必要ですが、地元であれば事務所へ行く負担も小さいでしょう。

場合によっては、ご自宅、病院、施設などへ出張相談や出張打ち合わせにもうかがいます。遠方の弁護士であればそう簡単に来てもらえませんが、地元の弁護士であれば対応しやすいのもメリットです。

平塚総合法律事務所_看板

遺言、使い込み、不動産関係など幅広い相談に対応

相続案件に注力している理由を教えてください。

日本は高齢化が進んでおり、平塚市も例外ではありません。実際、事務所を開設した2018年と比べても相続に関する相談は増えており、そのニーズにしっかりお応えしたいという想いから力を入れています。

どのようなご相談が多いでしょうか。

やはり遺産分割に関するご相談が多いです。感情的な対立があって話し合いが前に進まない、被相続人と同居していた相続人が遺産を使い込んだ疑いがあるなど、内容は様々です。

使い込みに関しては、疑っている側、疑われている側、どちらも取り扱っています。疑っている側から依頼を受けて4000万円近く返してもらったケースもありますし、疑われた側として請求をしりぞけたケースもあります。

遺言に関するご相談も多いです。遺言書作成はもちろん、遺言書の有効性が問題となるケース、遺言書が有効であることを前提とした遺留分侵害額請求などです。

また、不動産が関係するご相談も多いですね。

不動産関係だと、どのようなご相談が多いでしょうか。

平塚市周辺は比較的不動産の価値が高いので、その評価について意見が合わないケースが多いです。畑や山林の処分に困って相談に来られる方もいらっしゃいます。

相続登記が義務化されたことで、不動産の名義を変えたいというご相談も寄せられるようになりました。長年遺産分割が行われていないケースでは、代々相続が発生して法定相続人が増えているケースが多いです。相続人が20名を超える案件をいくつも取り扱った経験があります。

平塚総合法律事務所_外観

平塚市最大規模。5人の弁護士の知見を駆使して、最善の解決を導きます

相続案件を手掛ける上で心がけていることを教えてください。

依頼者の利益を一番に考えることは大前提です。ただ相続は親族間の問題でもあるので、必要以上に対立しても誰も得をしませんし、解決が遠のくことも多いです。ですから闇雲に主張するのではなく、「落ち着いて解決ができた」というところから逆算して、どう解決に向かうかということを意識しています。

先生の事務所ならではの強みや、他の事務所との違いを教えてください。

まず、現在弁護士が5名所属しており、平塚市内では最大規模の事務所ということです。しかも豊富な経験がある弁護士が多いですから、知恵や経験を共有して依頼者にとってよりよい解決が可能です。私自身も弁護士として10年以上の経験があり、相続については弁護士になった当初から扱っています。

事務局も相続に関する経験が豊富で、戸籍、登記簿などの資料収集をはじめ、業務をスムーズかつスピーディーに進められる体制が整っています。

また平塚市は私の地元でもあり、2018年から事務所を経営していますので、税理士、司法書士、不動産業者などと信頼できるネットワークもあります。当事務所にご相談いただければ、ワンストップで様々な対応が可能です。

平塚総合法律事務所_会議室

初回相談60分無料。手遅れになる前にご相談ください

相続について弁護士に相談するメリットを教えてください。

当事務所のように相続案件の経験が豊富な弁護士に相談することで、解決した状態から逆算して解決方法がわかります。相談者の中で、相続を何度も経験している方はほとんどいません。一方、弁護士であれば日常的に扱っています。専門的な知識や経験に基づくアドバイスを受けられるのは大きなメリットです。

相談が遅れることによるリスクはありますか。

遺産分割をしないまま時間が経ってしまうと、亡くなられる相続人がいらっしゃいます。そうなると、その子どもや兄弟姉妹がさらに相続して、いざ協議しようと思ったら相続人が何十人もいるというケースも珍しくありません。時間が経つことで、遺産の所在がわからなくなったり、資料がなくなったり、相続人の一部が遺産を使い込んでしまうリスクもあります。そうならないように、早めの相談をおすすめいたします。

また実際に何件かあったのですが、遺産分割協議書にサインした後に「やっぱり撤回したい」ということで相談に来られる方がいらっしゃいます。しかし一度サインしたものをやり直すのは、まず無理だとお考えください。よくわからないままご自身の判断でサインせず、事前に弁護士に相談して、正しい対応についてアドバイスを受けていただければと思います。

初回の相談ではどのような対応をしているのでしょうか。

まずは電話かWebフォームからご予約ください。ご予約時に事務局が相談概要をお尋ねし、当日お持ちいただきたい資料などをお伝えします。そして相談当日に改めて相談をうかがい、その場で可能な限りのアドバイスをいたします。

その後ご依頼いただくか、相談だけで終わるかは、じっくり検討していただければと思います。相談したからといって、必ず依頼する必要はありません。

これまで取り組んできた相続案件の中で、印象に残っているものを教えてください。

弟が兄に対して、遺産を着服したと主張し、約2000万円を返せと裁判を起こしたケースがありました。私は、着服を疑われている兄から依頼を受けたのですが、領収書などの資料が少なく、「着服ではなく被相続人のために使った」と証明するのは簡単ではないと思いました。

そこで、預金が引き出された当時の被相続人の生活状況を丁寧に説明したり、被相続人が入居していた遠方の老人ホームまで足を運んで職員の方に話を聞いたりして、できる限りの立証活動をしました。

その結果、裁判所に着服ではないと理解してもらい、こちらに有利な解決をすることができました。

解決までに3〜4年かかりましたが、依頼者からは、「裁判所にもわかってもらえたし、先生もよくやってくださって、結果には満足しています。ありがとうございました」と喜んでいただけました。

相続のトラブルを抱えて弁護士への相談を検討している方に向けて、メッセージをお願いします。

全体像を把握した上で依頼者の利益になるように動けるのは弁護士だけだと思いますし、それはきちんとした経験がなければできません。当事務所ではこれまで多数の相続案件を取り扱ってきましたので、お気軽に、安心してご相談ください。