相続弁護士 ドットコム
弁護士法人とこなめ法律事務所(愛知県常滑市)

弁護士法人とこなめ法律事務所

所在地
愛知県 常滑市北条3-126 栄プラザ関ビル2C号
受付時間
  • 平日可
  • 週末可
  • 祝祭日可
初回相談料
無料
/
30分まで
30分まで無料、30分超過の場合は5500円(60分まで)

初回相談30分無料|当日・夜間・土曜も対応 困難な案件にも全力で取り組み、依頼者の権利を実現

伊藤 真悟弁護士法人とこなめ法律事務所
初回相談30分無料|当日・夜間・土曜も対応 困難な案件にも全力で取り組み、依頼者の権利を実現

愛知県常滑市で「弁護士法人とこなめ法律事務所」を経営する伊藤真悟弁護士(愛知県弁護士会所属)に、遺産相続案件を手掛ける上での心構えや事務所の強みなどを聞きました。「難しい案件だからという理由で断りたくない」「私にできることは最大限やる」と話す伊藤弁護士。他の事務所で難しいと言われた案件にも積極的に取り組み、相手方の性格なども踏まえた丁寧なアプローチで解決をはかります。

インタビュー

「地域の方の役に立ちたい」という思いから、あえて弁護士が少ない地域で開業

これまでの経歴について教えてください。

出身は名古屋市で、2013年に弁護士になりました。弁護士になってからは、埼玉の法律事務所に勤務した後、2015年に当事務所を開設しました。

常滑市を選んだのは、事務所開設当時は弁護士が一人もいない地域だったためです。愛知県内の弁護士の大半は名古屋市内に集中しています。常滑市で事務所を構えることで、地域の皆様のお役に立てればと思いました。今は常滑市にも何人か弁護士はいますが、人口に比べるとまだまだ少ないですね。

弁護士を目指したのはなぜですか。

実は高校を1年で中退して、将来の目標を見失っていた時期がありました。今後どうしようかと思って人生を振り返ったときに、親族が過労死したことが自分の中で大きな出来事だったと気づいたんです。

労働問題については新聞などでも見ることが多く、関心を持っていました。過酷な環境で仕事をしている人など、社会的に弱い立場の人を救いたい。1人ひとりに認められた権利を守りたい。そんな目標が自分の中で生まれ、弁護士を目指そうと決意しました。

そこから一念発起して早稲田大学法学部に入り、一橋大学法科大学院(ロースクール)を卒業して、24歳のときに司法試験に合格しました。

「全ての弱き人のために」をモットーに全力で取り組みます

弁護士が少ない地域の特徴はありますか。

弁護士と話すこと自体が初めてという方が多いです。安心して相談してもらえるように、じっくりお話を聴き、専門用語や難しい言葉はできるだけ使わず丁寧に説明するように心がけています。

事務所の理念を教えてください。

難しい案件だからとか、取り扱ったことがない分野だからという理由で依頼を断らないことです。

この地域は弁護士が少ないので、私が断ったら誰も引き受けないかもしれません。そうなると、依頼者は泣き寝入りせざるを得ません。

当事務所では、私にできることは最大限やるようにしています。他の事務所で断られた方からご相談いただき、受任することも多いです。

先生の事務所の強みや特徴を教えてください。

まずは、弁護士として10年以上の経験がありますし、事務所を開設して以来、多くのご相談・ご依頼に対応してきました。先日、今までの相談件数を数えたところ約2000件に達していて、受任件数も650件を超えていました。そこで得られた知識と経験は、当事務所の大きな強みです。常滑市の事情もよくわかっていますし、信頼できる他士業や不動産業者とのネットワークもあります。

また、相続は税金が絡むことが多いのですが、私は税理士業務もできるよう届出をしていて、税金の知識もありますし、相続税のことも考えながら対応できます。不動産が絡む場合は、私のほうで登記もできますので、当事務所にご依頼いただければ相続に関する問題をまとめて解決できることは強みです。

相続に関して様々なご相談が寄せられます

相続に力を入れている理由を教えてください。

相続トラブルは親族間で起こりますから、お金だけではなく感情面でもこじれることが多いです。当事者同士で話し合ってもなかなか折り合いがつかず、第三者が入って解決をはかる必要があります。それができるのは、第三者かつ法律の専門家である弁護士しかいないと思っていますので、力を入れています。

法律のルールとは違う主張をする方もいますか。

はい。たとえば、「長男が全て相続すべきだ」と主張する方もいます。知識としては兄弟姉妹は均等に分け合うとわかっていても、「うちはこうなんだ」という感じですね。これはやや極端な例ですが、皆さんそれぞれ考えや想いがあり、必ずしも法律のルールに沿った主張をされる方ばかりではありません。

そういった中で、どうやって遺産分割をまとめていくのですか。

法律論だけ振りかざしてもうまくいきません。相手の想いを汲んだ上で、たとえば「この部分はあなたの主張を受け入れる代わりに、この部分は譲れませんか」としっかり対話する必要があります。

説明や提案の仕方も、相手の性格などに合わせて使い分けています。これは教科書を読んでわかることではなく、たくさんの案件を解決する中で身についたスキルです。

もちろん私は依頼者の代理人ですから、依頼者の権利を守るために、言うべきことは言います。ただ、必要以上に攻撃的な主張をしてもよいことはありません。

とこなめ法律事務所_伊藤真悟弁護士記事内画像

他の相続人と直接会って話すこともあるのですか。

はい。他の弁護士に比べて、直接会って話す頻度は多いと思います。電話や書面のやりとりだけだと、お互いの顔が見えず、言葉や態度がきつくなってしまうことがあります。

一方、直接会って世間話などもしていると、いつの間にか相手の態度がやわらかくなることも多いです。こちらの主張にも理解を示してくれて、早くスムーズに解決できる可能性が高くなります。

相続について、どういった相談が多いですか。

一番多いのは遺産分割で、中でもよく問題になるのが不動産の評価です。地方の不動産は価値が低くて売却が難しいケースもあります。そのような場合、引き継いだとしても管理が大変なので、相続人同士で押し付け合うケースが少なくありません。ただ、いずれにせよ誰かが引き継がなければなりません。そこで、不動産を引き継ぐ相続人には預貯金を多めに渡すなどして、柔軟な方法で解決をはかります。

ほかにも、被相続人の生前に金銭をもらっている相続人がいたり、生前に被相続人の預金を管理していた方がお金を引き出していたことが判明したりして、他の相続人から「財産を均等に分けるのは不公平だ」という声が上がってトラブルになるケースを多く見ます。

また、寄与分に関する相談も多いです。寄与分というのは、被相続人の生前、介護や家業の手伝いなどを通して、特別な貢献をした相続人の相続分を上乗せする仕組みのことです。

寄与分はなかなか認められないと聞いたこともあるのですが、いかがでしょうか。

たしかに、一筋縄ではいかないケースが多いです。

ただ、実際に介護などに尽力して、それを相続分として評価して欲しいという気持ちはよくわかります。ですから、実際におこなっていた介護の状況をしっかり主張し、それを施設などに頼めばいくら掛かるかという資料も出して、ある程度は考慮して欲しいと主張することもあります。

その結果、他の相続人に譲歩してもらい、依頼者の相続分を増やすことができたケースもあります。

100か0ではなく、その間で互いに納得できる形で解決するのも、弁護士の力量が試されるところだと思います。

初回相談30分無料。少しでも不安や疑問があればご相談ください

相続について弁護士に相談・依頼するメリットは何ですか。

相談することで疑問や不安が解消されます。弁護士に相談すれば、問題を整理した上で、解決のためにどのような選択肢があるのかを提案してもらえます。

依頼者の中には、遺産分割協議が終わって10年、20年経ってから、「一度は合意したがやはり納得できない」ということで相談に来る方もいます。これは極端な例ですが、そんなに長い間悩むくらいなら、もっと早く相談してくれればよかったのにと思うことはよくあります。

1人で悩みを抱えているとストレスが溜まりますし、問題が勝手に解決することもありません。相談した結果、特に問題ないとわかればそれだけでも気持ちが晴れるでしょう。

また、依頼していただければ、弁護士が窓口になって他の相続人との交渉や裁判所での手続きを代行します。自分で対応するストレスから解放されるのは大きなメリットです。

財産を独り占めしようとするなど不当な主張をする相続人がいる場合も、弁護士が交渉に入ることで、法律のルールに基づいた公平な遺産分割を実現できます。

とこなめ法律事務所_相談室

相談が遅れるデメリットは何ですか。

相続人同士で話し合って色々決めてしまった後だと、どうしても打てる手が少なくなります。特に遺産分割協議書にサインしてしまうと、やり直すのは難しいです。

また、相続人同士で話し合ってもめてしまうと、どうしてもその後の関係がギクシャクしてしまいます。ちょっと話し合ってみたけど難しそうという予感がした時点で、一度ご相談いただくことをお勧めします。

ほかにも、被相続人と同居していた相続人が通帳を見せてくれないとか、生前の生活状況からすると預金が少なすぎるといったように、少しでも変だなと思ったら早めにご相談ください。早い段階で弁護士が入って適切な対応をすることで、早期に解決する可能性が高くなります。

先生に相談したい場合は、どのようにすればよいですか。

電話またはWebフォームからご予約ください。業務時間は平日9時から18時ですが、夜間や土曜日も可能な限り対応いたします。スケジュールによりますが、当日の相談も積極的に対応しております。

費用は、初回相談は30分無料です。ご依頼いただく際の費用についても、ご事情によっては分割払いなどの対応も可能です。費用面についても遠慮なくご相談ください。

相続について悩み、弁護士への相談を検討している方に向けて、メッセージをお願いします。

相続というのは、それまでの家族関係の総決算みたいなものです。「自分がしてきたことが相続分に反映されないのはおかしい」など、少しでも納得いかないことがあればご相談ください。

弁護士に相談せずに自分の中に溜め込むと、本来得られたはずの利益を実現できず、一生後悔するかもしれません。私自身、親族の相続での諍いに巻き込まれたことがあるので、親族間でのトラブルは非常に起きやすいという実感を抱いています。

当事務所では、初回相談は30分無料ですから、相談料が無駄になることはありません。あなたに認められた権利やあなたがしてきたことが相続においてどう評価されるべきかを、法律に基づいて丁寧に説明します。ぜひお気軽にご連絡ください。