相続弁護士 ドットコム
いけだ五月法律事務所(大阪府池田市)

いけだ五月法律事務所

所在地
大阪府 池田市菅原町2-1 ウィステリア池田501

初回相談30分無料・池田駅徒歩2分|地域密着の弁護士が相続対策・トラブル解決に尽力

藤井 敦史いけだ五月法律事務所
初回相談30分無料・池田駅徒歩2分|地域密着の弁護士が相続対策・トラブル解決に尽力

大阪府池田市菅原町で「いけだ五月法律事務所」を経営する藤井敦史弁護士(大阪弁護士会所属)に、遺産相続案件を手掛ける上での心構えや事務所の強みなどを伺いました。専門商社での営業職から弁護士に転身した藤井弁護士。交渉力を活かし、できるだけ話合いによる、早期かつ円満な解決を目指しているといいます。相続分野に注力する想いや、早めに相談するメリット、相談が遅れるデメリットなども聞きました。

インタビュー

専門商社の営業職から弁護士へ転身。地域に密着した法律事務所です

これまでの経歴について教えてください。

大阪出身で、これまでずっと大阪で過ごしてきました。弁護士になる前は産業機械を扱う専門商社で営業をしていましたが、弁護士を目指して退職しました。父が経営する建築関係の仕事を手伝いながら通信制の大学と法科大学院(ロースクール)を卒業して、司法試験に合格しました。2022年に弁護士になり、当事務所を設立しました。

池田市で事務所を設立したのは、どういった想いからなのでしょうか?

社会人時代の大半を過ごしたのが池田市だったんです。当時、池田市をはじめ近隣の豊中市、川西市、箕面市の皆様に大変お世話になり、多くのことを学ばせていただきました。その恩返しをしたいという想いもあり、池田市を選びました。

また、大阪府の弁護士の大半が、大阪地方裁判所がある西天満周辺に集中しています。ただでさえ弁護士に相談するのは敷居が高いうえ、わざわざ西天満まで足を運ばなければならないとなると、さらにハードルが高くなってしまいます。地元の方にとって、思い立ったらすぐに相談できる身近な法律事務所でありたいということも、池田市を選んだ理由です。

事務所として、どういったことを大切にされていますか?

お話をしっかり聴いて、本当に解決したい悩みを見極め、解決のために全力を尽くすことです。依頼者の中には、遠慮してなかなか自分の希望を言えない方もいらっしゃいます。表面的な言葉にとらわれず、こちらからも色々質問して、本音を引き出すようにしています。

また、地域密着型の事務所として、初回相談を30分無料にしたり、ご事情によっては弁護士費用を分割払いにしたり、必要に応じて司法書士や不動産鑑定士など他士業とも連携したりして、地域の皆様にご利用いただきやすい事務所づくりを大切にしています。

私自身、会社勤めをしていた頃は弁護士はどこか遠い存在でした。相談しづらいお気持ちも分かりますので、なるべく身近に感じていただけるように意識しています。

母が悩む姿を目の当たりにした経験から、相続に注力しています

どういった理由から、相続分野に注力しているのでしょうか?

法律の勉強を始めて間もなく、叔母(母の姉)が亡くなったんです。叔母には配偶者や子どもがおらず、私から見た祖父母も亡くなっていたので、私の母を含む兄弟姉妹が法定相続人でした。

幸い、もめることはなかったのですが、長らく連絡を取っていない方と連絡を取ったり、戸籍や遺産に関する資料を集めたり、銀行の手続きをしたり、本当に大変でした。もめていない相続でもこれだけ大変なのだから、もめていたらもっと大変だろうなと痛感した出来事でした。

それと同時に、「私にもっと知識があり、法律的な判断ができるような立場だったら、家族は悩むことなく楽に相続ができたのに」と歯がゆく思ったんです。母のように相続で悩む方のサポートをしたいという理由で力を入れています。

どういったご相談が多いでしょうか?

親や配偶者が亡くなって何から手を付けて良いかわからないという方や、相続人同士で話し合ったけどうまくいかないといった遺産分割関係の相談が多いです。また、相続の準備として遺言書を作りたい、一切相続したくないので相続放棄をしたいというご相談も多いです。

相談者の年代的には50代以降の方が多いですが、それより若い方もいらっしゃいます。

相続人同士で話し合ってうまくいかないケースは、どういった部分がネックになっているのでしょうか?

ケースバイケースですが、たとえば被相続人が親のケースで、親と同居していた相続人は「自分が親の面倒を看ていたのに相続分が同じなのは納得いかない」と主張して、家を出た相続人は、「同居していた相続人が親の貯金を使い込んだ」と主張するようなケースですね。

社会人経験を通じて鍛えられたスキルも駆使して解決へ導きます

遺産分割に関する依頼を受けた場合、どのように進めていかれるのでしょうか?

進め方には大きく分けて2つあります。家庭裁判所に遺産分割調停を申し立てる方法と、私が依頼者の代理人として他の相続人と協議する方法です。

もちろんケースバイケースですが、私はできるだけ調停は使わずに解決する方法をお勧めしています。理由は、調停だとどうしても時間が掛かりますし、依頼者が負担する費用も増えるからです。

ですから、まずは他の相続人に書面を送って、「こういう形で遺産分割をしたい」と提案します。各相続人からは色々な意見が出てくるので、交渉や説明をしながら解決の道を探っていきます。それでもうまくいかなければ調停を申し立てるというのが基本的な進め方です。

先生の事務所ならではの強みや、他の事務所との違いはどういったところでしょうか?

社会人経験があることは、他の弁護士にはあまりない特徴です。営業職で鍛えられたコミュニケーションスキルが私の強みで、依頼者の気持ちに共感したり、本音を引き出す際に活きていると感じます。

また、他の相続人と交渉するときにも、相手が譲れるポイント・譲れないポイントを見極めたり、こちらの主張を通すというところで役立っていると感じます。

弁護士には交渉力が求められますが、交渉術は試験科目ではないですし、弁護士になるまで専門的に学ぶ機会はありません。その点私は、営業職を通じて、弁護士になる前から交渉力を磨いてきました。自分にとって大きな財産だと思っています。

初回相談30分無料。選択肢が少なくなる前にご相談ください

相続について弁護士に相談するメリットを教えてください。

専門的なアドバイスを受けられることです。相続人同士で話し合ってこじれてから相談に来る方もいますが、そこまで揉めていない段階から弁護士に相談し、相続手続きの進め方や円満に話合いを進める方法などのアドバイスを受けることで、スムーズに解決することが多いです。

早めに相談するメリットと、相談が遅れることによるデメリットを教えてください。

メリット・デメリットは表裏一体で、早く相談すればするほど、解決の選択肢が多くなります。逆に、時間が経つにつれて選択肢がどんどん減っていきます。早めにご相談いただければ、多くの選択肢の中から自分の意向に一番合うものを選べます。

当事務所では生前対策にも注力しているので、相続が発生する前の相談も大歓迎です。特に、財産をお持ちの方は、ご自身が亡くなった後のことを考えて遺言を作成しておくことをお勧めします。自分の意思で財産の分け方を決められますし、相続人が遺産分割協議をおこなう手間も省くことができます。財産の分け方をめぐって相続人同士がもめる事態も回避できるでしょう。

遺言書は作りたいけど、内容を決めきれていないという場合は、一緒に考えてくださるのでしょうか?

もちろんです。ご希望を伺いながら、それならこうした方が良いですと提案させていただきます。

先生に相談したい場合は、どのようにすれば良いでしょうか?

電話かWebフォームから相談予約をお願いします。業務時間は平日9時30から18時ですが、夜間や土日祝でも可能な限り対応いたします。

相談は原則として事務所までお越しいただきますが、ご事情によっては出張相談や電話相談にも対応しております。

費用については、ご相談いただきやすいように初回相談は30分無料としております。

相続について悩み、弁護士への相談を検討している方に向けて、メッセージをお願いします。

相続は色んな問題を生みやすいですし、相続をきっかけに親族の仲が悪くなることもあります。他方で、生前から対策することでトラブルを予防できますし、相続発生後もできるだけ早くご相談いただくことで、問題が大きくならずに済むことも多いです。少しでも不安や疑問があれば、無料相談も活用していただき、お気軽にご相談ください。