相続弁護士 ドットコム
藤平法律会計事務所(栃木県栃木市)

藤平法律会計事務所

所在地
栃木県 栃木市境町1-20 白沢ビル2階
初回相談料
11,000
/
60分まで
(税込)
受付時間
10:00-17:00
050-5283-8447

税理士と社労士の資格も保有 法律と税金の豊富な知識と経験で、よりよい解決へ導きます

藤平 泰典藤平法律会計事務所
税理士と社労士の資格も保有 法律と税金の豊富な知識と経験で、よりよい解決へ導きます

栃木県栃木市で「藤平法律会計事務所」を経営する藤平泰典弁護士(栃木県弁護士会所属)に、相続で弁護士に相談するメリットや事務所の強みなどを伺いました。弁護士だけでなく税理士と社労士の資格も持っている藤平弁護士。税理士としても実務経験があるため、税務問題もワンストップで対応できると話しています。

インタビュー

将来も見据え、依頼者にとってよりよい解決を目指す

これまでの経歴について教えてください。

栃木県出身で、法科大学院(ロースクール)を経て、2012年に弁護士になりました。

司法試験合格後の研修期間中に山口県に配属され、その後、山口県内の会計事務所に弁護士として就職しました。2016年に独立し、現在の「藤平法律会計事務所」を設立しました。

税理士と社労士の資格も持っていますので、クライアントのニーズに応じたサービスを提供しています。

また、商工会議所で役職を務めて地域を盛り上げたり、FMラジオに出演したり、漫才のM-1グランプリに出場したり、弁護士という枠にとらわれず色んな活動をしています。

藤平法律会計事務所_屋外二人

会計事務所に弁護士として就職するというのは珍しいですね。

弁護士の中には、税理士の資格は持っていても実務経験がない方も少なくありませんが、私は会計事務所でしっかり実務を経験しました。

また、会社の会計を担当することも多かったので、社労士として人事労務に関わることも多かったです。

事務所として、どういったことを大切にしていますか。

目の前のことだけでなく将来のことも考えて、依頼者にとってよりよい解決を目指すことです。

相続問題で兄弟姉妹と長年争い、金銭的には満足できる結果が得られたとします。しかし、長い目で見たときに、本当にそれでよいのかは考える必要があると思います。

トラブルに巻き込まれると、どうしても視野が狭くなってしまいます。弁護士は様々なトラブルを見ていますし、客観的に見ることもできます。最終的には依頼者の判断ですが、色んな選択肢を考えた上で決めることで、後悔や失敗を防ぎやすくなります。

藤平法律会計事務所_ロゴ

自分で手に負えない問題でも解決できるのが弁護士

相続についてよくある相談内容を教えてください。

遺産分割、遺言書作成、相続放棄など、幅広くご相談いただいています。

遺産分割に関しては、親や配偶者が亡くなって何から手を付けてよいかわからない、相続人同士で話し合ったけど前に進まない、相続人の中に行方不明者がいるなど、様々なご相談が寄せられています。

相続分野に注力している理由を教えてください。

会計事務所に所属していた当時は、企業法務の仕事がほとんどでした。街の弁護士として個人の方のご相談を受けるようになり、相続問題でお困りの方が非常に多いと実感しました。

法律や手続きは難しい部分が多いですし、相続人の中に行方不明者がいると連絡を取るのも大変です。感情のもつれで話し合いが進まない場合も多いです。

そういった場合でも解決できるのが弁護士です。今後も地域の皆さまのお役に立てるように頑張っていきたいです。

税理士の実務経験もあるためワンストップで対応できます

先生の事務所ならではの強みや、他の事務所との違いはどういったところでしょうか。

まず、税金関係の知識と経験が豊富な点です。

相続は、相続税をはじめ様々な税金が絡んできます。不動産を売却すれば不動産譲渡所得税の申告が必要ですし、株式が含まれるときはその評価なども問題になります。

必要に応じて税理士を紹介したり、税理士に相談する弁護士は多いです。私は弁護士でありながら税理士としても実務経験がありますので、税金のことも視野に入れながら対応できます。相続税などの申告が必要であれば、当事務所でワンストップで対応できます。

弁護士・税理士を別々に依頼するより、当事務所にどちらもご依頼いただくほうが結果的に費用も抑えられると思います。

また、私は弁護士としても10年以上の経験がありますので、見通しの正確さや処理の速さなども強みです。

藤平法律会計事務所_事務所外観

相続案件を手掛ける上で心がけていることを教えてください。

相続トラブルは、どうしても解決までに時間が掛かることが多いです。それでも、できるだけ早く解決できるように心がけています。

同時に、依頼者に対しては今後の見通しやどれくらい時間が掛かるかということを都度説明しています。

また、できる限り相続人全員が納得できる、公平な解決を目指すことも心がけています。

もちろん、全員が100%納得できるケースはまずありません。ただ杓子定規に法律を当てはめるのではなく、それぞれの想いに沿った形で解決することで納得感は変わるはずです。

そうすることで、一度もめた兄弟姉妹が仲直りとまでは言いませんが、いざというときに助け合える絆が残ればよいなと思います。

早めの相談で無用なトラブルを防ぎましょう

相続について弁護士に相談・依頼するメリットを教えてください。

相続人同士で遺産分割協議がうまくいかない場合は、調停や審判という裁判手続を使います。その調停や審判で、依頼者の代理人として活動できるのは、弁護士だけです。

弁護士であれば、調停や審判になればどうなるかわかった上で法的アドバイスができますし、依頼者の代理人として他の相続人と協議もできます。協議がうまくいかなければ、調停や審判でも代理人として継続的に関わることができます。

早めに相談するメリットと、相談が遅れることによるデメリットを教えてください。

早めにご相談いただくことで、トラブルが大きくならずに済むことは多いです。

感情的に話し合って散々もめた状態で相談に来られると、どうしても解決までに時間や労力がかかります。話し合いの前に一度ご相談いただいて、基本的な法的知識や見通しを頭に入れておくと、無用なトラブルを防ぎやすいです。

また、相続放棄は3か月、遺留分侵害額請求は1年と期限が比較的短いので、それを過ぎないようにご注意ください。

先生に相談したい場合は、どのようにすれば良いでしょうか。

事務所にお電話いただき、相談予約をお願いします。業務時間は月曜、火曜、木曜、金曜の10時から17時となります。

相談は事務所までお越しいただく形で、相談料は1時間11,000円(税込)となります。

弁護士との相性も大事ですから、無理にご依頼いただく必要はありません。また、弁護士に依頼する必要がないケースであれば、そうお伝えしますのでご安心ください。

相続について悩み、弁護士への相談を検討している方に向けて、メッセージをお願いします。

相続トラブルは、自分で一生懸命考えたからといって解決するものではありません。一人で抱え込んでしまうとストレスも掛かりますし、場合によっては手遅れになるリスクもあります。

弁護士は敷居が高いと感じるかもしれませんが、まずは一度ご相談いただければと思います。