素早い対応、親身なサポートが強み。徹底的に話を聞き、依頼者と二人三脚で相続問題を解決
岐阜県岐阜市で事務所を構える坂井田吉史弁護士(坂井田法律事務所)に話を聞きました。坂井田弁護士は、初回相談から解決まで、アフターフォローも含めまさに全力投球。長年の営業職の経験も活かし、依頼者からは「話しやすい」と評判です。今回は相続の対応方針や事務所としての強み、理念、法律相談での心構えなどを詳しく伺いました。(岐阜県弁護士会所属)
インタビュー
依頼者のパートナーとして、本当の想いに寄り添い、応えたい
弁護士業界のほか、人材業界で10年間のキャリアがありますが、今の先生の強みとなったことはありますか?
仕事の進め方に関して、迅速な対応ができているのは、一般企業に勤めた経験があるからだと思います。特に営業職だったので、スピード感ある対応は必須でした。人材業界の話でいえば、星の数ほどある企業から選んで電話をかけてくれた人を逃さないために、常に素早く対応する必要があったんです。
そのため今でも着信があったらすぐに折り返す癖がついており、たとえ電話に出られなかったときでも、なるべく数分以内に折り返しています。
レスポンスや決断の早さは、サービス業として当然に必要だと思って意識しているだけなのですが、結果として今の自分の強みになっていると思います。実際、依頼者に喜ばれることが多いです。
弁護士業は士業の仕事ではありますが、サービス業の1つでもあるので、お客様対応の意識は強く持っていますね。営業として全国を飛び回っていた時代に鍛えられたので、初対面の印象はなかなか悪くないと思います(笑)。
事務所の理念を教えてください。
心がけていることとしては、素早い対応と、話をよく聞くことです。依頼者のよりよいパートナーとして二人三脚で解決を目指すためには、欠かせないことだと思っています。
話を徹底的に聞きつつ、「どのようなゴールを目指していますか?」「最終的にどうしたいですか?」と聞くことが多いです。ゴール・理想に対して逆算して、今後のギャップを埋めないと問題は解決しません。課題が明確になれば、こちらも具体的な方法・方針を示せるので、最短経路で解決を目指せるんですよね。
一方で、相続は感情的な問題も絡むため、合理的な解決が必ずしも正解ではない場合もあると思っています。たとえ勝ち筋が厳しい場合でも、リスクを説明したうえで「それでも闘いたい」と依頼者が言えば、最後まで一緒に頑張るべきだと考えます。
依頼者の本当の想いに寄り添って、応えたいからこそ、会話のキャッチボールは欠かせません。
悩みに寄り添うための徹底サポートが特徴
相続に力を入れている理由を教えてください。
家族の孤独死を経験したり、地域の空き家問題に直面したりした経験があって、「もっと相続を自分ごとに捉えてほしい」と思うようになったことがきっかけです。
岐阜では所有者不明の空き家問題が本当に多く、そういう状況で相続が発生してしまうと、本当に大変なんですよね。あとから困らないために遺言を作っておくなど、生前対策を含め、弁護士としてサポートしたいと考えています。
また相続の相談は高齢者が多いのですが、岐阜では「司法書士や行政書士はリーズナブルだけれど、弁護士は高い」というイメージが強くあるようです。相続問題が起きても、まずは他士業に頼む方が多いと感じます。
ただ実際のところ、相続の場合は他士業の業務範囲を越えてしまい、結局は弁護士のところに相談に来るケースも多いです。むしろ最初から弁護士に相談いただいた方が、料金の面でも時間の面でも適切な場合があると考えています。
相続案件に取り組むうえで心がけていることはありますか?
相続に限らず、話をよく聞いたうえで一緒に解決を目指すスタンスは変わらないです。また皆さん「夜も眠れない」と悩んでいますから、もちろんスピード感も重視していて、土曜日や、時には日曜日にも相談を受けることがあります。
あまり親密になりすぎるのはよくないのかもしれませんが、継続的な相談がある方には「24時間いつでも連絡してください」と言っているので、依頼者からのちょっとした相談もすぐに返信しています。ありがたいことに「話しやすい先生」だと言われることが多いです。
とにかく徹底的に話を聞くので、初回相談は30分では終わらないこともあります。2時間くらいは通常運転で、最長だと5時間くらいです。気軽に相談してほしいので、初回相談は電話でも対面でも時間無制限で無料としています。
もちろん相談から依頼につながればとても嬉しいですが、時には1回の相談で解決することもあります。それでも誰かのためになるならいいかなという想いです。相談して満足、のレベルを越えて、感動してほしいんですよね。
弁護士なら初回相談から解決までワンストップで対応
相続の対応方針を教えてください。
私は、依頼者と一緒に案件にのめり込むタイプです。「私が担当します」という営業マンのようなイメージで寄り添って、ワンストップでアフターサービスまで徹底的にサポートします。初回の相談から解決まで一貫して「やれることは全部やります」「一緒に頑張ります」というスタンスです。
また、相続の依頼者は年齢層が高いので、手続き一つをとっても二人三脚でサポートしています。銀行や郵便局での手続きも、書類を書くことも、ご高齢になればなるほど、1人では難しいです。そこまで弁護士の仕事なのかと言われたら違うのかもしれませんが、とことんサポートしているので、本当に密着型の事務所だと思います。
解決方針としては、話し合いで済む遺産分割なら穏便に済ませたいと考えています。今後の家族関係を考えると、話し合いで済むならその方がいいですから。ただ、状況によってはすぐ調停に進んだ方が早く解決できる場合もあるので、見極めが重要だと思います。
貴所ならではの強みは何ですか?
そもそも、相続を弁護士に依頼する大きなメリットとしては、依頼者の代理人になれるからこそ、ワンストップで対応をまかせられることが挙げられます。他士業の場合、業務範囲を越えると、別途弁護士に依頼する必要があるので、手間も費用も余計にかかる可能性があります。
一方で、他士業の力が必要な場合があるのも事実です。弊所の場合は司法書士や行政書士、不動産業者とも連携しているので、より適切なサポートやアドバイスができます。
たとえば相続では、不動産を売りたいと思ったときに「本当に売れるのか」を不動産業者に見てもらうことが少なくありません。先祖代々の土地の登記問題で悩んだら、司法書士に相談することもあります。それでも悩んだときには、弁護士のネットワークを活用します。
気軽に頼れる専門家がたくさん身近にいるので、多くの知識を結集したうえで、依頼者と一緒に考え、最善の解決策を提供できることが強みです。
全力投球で一緒に頑張ります
相続のトラブルを抱えて弁護士への相談を検討している方に向けて、メッセージをお願いします。
相続を「自分ごと」と捉えたうえで、早めに相談してほしいです。家族が亡くなったら、心情的なつらさもあり、どうしたらいいかわからないと思いますが、各種手続きには期限があるためスピード感も重要です。
早めに相談してもらえれば、悩みを引き延ばさず、早期解決を目指せます。遅くなればなるほど、必要な手続きが増えてしまうこともあります。わからないことがあれば、ぜひ弁護士にご相談ください。多くのご相談を受けてきたからこそ、適切なサポートができます。
初回相談から解決まで、アフターフォローも含めて全力投球で一緒に頑張ります。このスタンスで駆け抜けてきたからこそ、今までの依頼者も安心してまかせてくれたのだと思っています。弊所は初回相談無料ですので、気軽にお問い合わせください。