相続弁護士 ドットコム
とよた法律事務所(東京都葛飾区)

とよた法律事務所

所在地
東京都 葛飾区亀有5-34-3 山田ビル301
初回相談料
無料
/
60分まで

生前対策から遺留分トラブルまで、依頼者の意向を尊重し解決へ 「話しやすい雰囲気を心がけています」

豊田 航輔とよた法律事務所
とよた法律事務所(東京都葛飾区)豊田航輔弁護士_メイン画像

東京都葛飾区で「とよた法律事務所」を経営する豊田航輔弁護士(第二東京弁護士会)に、相続分野でよくある相談や相続について弁護士に相談するメリットについて聞きました。感情的な対立も激しくなりがちな相続トラブルですが、「弁護士が介入することで適切で迅速に相続手続きを終わらせることができる」と話しています。

インタビュー

遺産分割協議や遺留分に関する相談が多数

「とよた法律事務所」はどのような事務所ですか。

2021年4月に「とよた法律事務所」を設立しました。以前の事務所では、民事事件や家事事件を中心にやっていました。葛飾区は人口が多いですが、弁護士があまり多くありません。法的トラブルでお困りの方が地元で相談できるようにと、葛飾区亀有に事務所を設けました。ご依頼者は葛飾区や足立区、江戸川区の方が多いです。

とよた法律事務所_ロゴ

相続についてよくある相談内容を教えてください。

遺産分割協議や遺留分に関する相談が多いです。相続分には争いがないものの、不動産など取得する財産に関する揉めごとがあるケース、そもそも相続分に納得がいかないケースなどがあります。

相続財産に不動産が絡むケースも多いです。どなたかが取得する場合、必ず代償金を払わなければいけませんが、払えない場合には売却する方向になります。

相手が納得してくれない以上、たとえ調停や審判になったとしても、代償金を払えないと不動産を取得できる可能性はほぼありませんので、依頼者の方にもその点はよくご説明するようにしています。

遺言があって遺留分が侵害されているケースでは、親族間の争いも激化しやすいです。ただ、遺留分は法的に最低限どのくらい遺産を取得できるかが決まっていますので、相手方にもその旨をお伝えし、ご納得いただいて交渉で終わることもあります。

解決方針を決める際に一番大事にしているのは、ご依頼者の意向です。調停をするにしても、家庭裁判所を通して解決となると、対外的に争っているというイメージがついてしまいます。そのため「時間がかかったとしても、親族間の交渉で終わらせて欲しい」という方もいます。

一方、「出るところまで出ていい」というご意向であれば、すぐに調停や審判と進めることもあります。

生前対策の依頼もできますか。

はい。相続で生前にどれだけ対策しておくかが、親族間の争いをなくすための一番の解決方法だと考えています。

一番多いのが、遺言書作成のご依頼です。先ほどよくある相談でも話しましたが、遺留分については丁寧にご説明するようにしています。

一方で、「どうしてもこの相続人にあげたい」というご希望があることもあります。

遺留分を侵害した遺言書を作成した場合、遺留分トラブルが発生するリスクがあることをご説明します。それでもご意向を通したいと言うことであれば、遺言書の付言事項で他の相続人にご理解いただけるように書くことがあります。

相談時には見積りを作成し、かかる費用をお伝えします

相続案件を手掛ける上で、心がけていることを教えてください。

他の分野でも同じですが、法的な専門家として、法的にできるかできないかを判断した上で、ご依頼者のご意向に沿っていくことです。

事件を進める上では、ご依頼者の希望や想いに寄り添うことが一番だと考えています。ただ、法的にできないこともあります。法律家として、できるかのように期待をさせて実際にはできないといったことは、絶対にしてはいけないと考えていますので、そこは丁寧にご説明させていただきます。

初回の相談ではどのような対応をしているのでしょうか。

とよた法律事務所_相談室

家系図や戸籍謄本などがあると、相続人を特定した上でお話ができます。また、遺言があれば遺言書、不動産登記簿、財産の概要などの資料をお持ちいただくと、より具体的で踏み込んだアドバイスができます。

とはいえ、ほとんどの方は、初めての経験ですし、具体的にどのようなものを持ってくればいいか分からないと思います。こうした資料を揃えてくださいとお伝えした上で、もう一度来ていただくこともあります。

相談時には見積りを作成し、かかる費用を明確にお示しするようにしていますので、ご安心ください。

依頼者からは「話しやすい」とよく言われます

相続について弁護士に相談するメリットを教えてください。

親戚同士の争い事なので、当事者間で話をすると感情的な対立が激化するケースが多くあります。そこに第三者を挟んで代わりに交渉すること、かつ、法律の専門家が入ることで、適切で迅速に、協議や相続の手続きを終わらせることができると思います。

また、亡くなる前から準備を進めることで、相続人たちの紛争を未然に防ぐことも可能です。

相続には期限があるものもあります。相続放棄は3か月ですし、遺留分侵害額請求は1年です。早期に着手することによって、より確実に進めることができます。また、請求できる権利を失うことはもったいないことですので、何かあれば、一度ご相談いただくことが大切だと思います。

先生の事務所ならではの強みや、他の事務所との違いはどんなところでしょうか。

とよた法律事務所_豊田航輔弁護士記事内画像2

相談しやすい雰囲気だと思います。初回面談後の感想として「話しやすい」と言っていただくことが多いです。
また、司法書士や税理士など他の士業の先生とも連携しており、必要あればご紹介していますので、あわせてご相談ください。

相続のトラブルを抱えて弁護士への相談を検討している方に向けて、メッセージをお願いします。

一人で悩まずにお気軽にご相談ください。中には事務所をいくつか回っていらっしゃる方もいます。弁護士とは長い付き合いになると思いますので、人柄やキャラクターも踏まえて、自分と話が合う方を選ぶと良いと思います。他の事務所にもご相談いただいて、その上で当事務所に来ていただけたら光栄です。