初回相談無料|相続問題の予防から解決まで広く対応。依頼者の想いを大切に「今日を生きる」を実現
千葉県千葉市中央区で「リフト法律事務所」を経営する川村勝之弁護士(千葉県弁護士会所属)に、遺産相続案件を手掛ける上での心構えや事務所の強みなどを伺いました。川村先生は、トラブルになっていない段階から幅広く相談・依頼を受け、LINEを使った連絡など依頼者のニーズに合わせたコミュニケーションも意識されています。相続について弁護士に相談するメリットなども詳しくお話しいただきました。
インタビュー
トラブルに区切りをつけ、今日を生きてほしいという想いで事務所を設立しました
これまでのキャリアについて教えてください。
2013年に弁護士になり、千葉市内の法律事務所に所属した後、2015年に当事務所を設立しました。私も含めて3名の弁護士が所属しており、女性弁護士も所属しています。
どういったことを事務所の理念にされていますか?
実は、事務所名の「リフト」が理念を表しているんです。「リフト(LIFT)」という言葉は、”live for today”の頭文字「li・f・t」を合わせたものです。「live for today」というのは「今日を生きる」という意味で、アインシュタインの「Learn from yesterday, live for today hope for tomorrow . The important thing is not to stop questioning ..(きのうから学び、きょうを生き、あすへ期待しよう。大切なことは、疑問を持つのをやめないことだ。)」という名言に由来します。
相続などの法律トラブルを抱えてしまうと、将来のことが心配になったり感情的になってしまったりして、今目の前のことに集中できなくなることが多いと思うんです。そういうときに弁護士として解決をお手伝いして、区切りをつけることで、今日という日に向き合ってやりたいことに没頭するなど、今この瞬間を充実して生きていただきたいと思っています。
理念を実現するために、相談者・依頼者とのコミュニケーションで、どういったことを大切にされていますか?
弁護士の仕事は、依頼者の代理人として交渉や裁判をするという代理業務が主です。
つまり、弁護士が勝手に決めて進めるわけではなく、依頼者自身にきちんと方針などを決めていただく必要があります。納得いく決断ができるよう、依頼者が置かれている状況を説明し、できるだけ複数の選択肢を示し、それぞれのメリット・デメリットを説明しています。
そういう意味では、お医者さんと同じですね。治療方針を最終的に決めるのは患者さんですが、その決断のために専門家として色んな選択肢を示すことが必要だと思っています。
依頼者の中には、どうしたいかうまく言語化できなかったり、なかなか決断できない方もいらっしゃいませんか?
そうですね。そのような方には、なんとなくでも良いので思っていることを話していただいたり、「数年後にこうなっていれば良いな」といったイメージで話していただくこともあります。その上で、「それならこの選択肢が良いかもしれません」と提案して一緒に考えていきます。
大事な決断も多いですし、一度決めて行動に移すと後戻りは簡単ではありません。だからこそ、決断までのプロセスを大切にして、後悔のない選択をしていただけるように意識しています。もちろん法律的にできること・できないことはありますが、やはり依頼者本人がどうしたいかというのが一番大事です。
トラブルになっていないケースでも幅広く相談・依頼を受けています
どういった理由から、相続分野に注力されていますか?
相続トラブルは誰にでも起こりうる身近なものですが、法律も複雑ですし、不動産があれば誰が相続するか、売るならいくらで売るかといった話になります。相続税が絡む場合も少なくないので、なかなかご自身で全て対応するのは難しいです。
また、忙しい中で戸籍など様々な書類を集めて手続きをするのも大変です。しかも身内を亡くされた状況で行うわけですから、心身ともにかなり負担がかかります。
ですから、私は、争いがあればそれを解決して、争いがなくても確実かつスピーディーに処理することで、相続人の皆さんがきちんと区切りをつけられるようにお手伝いをしたい。そして、亡くなられた方の想いを形にしたいという理由から注力しています。
相続について、どういったご相談が多いでしょうか?
弁護士に相談するのは、相続人同士でもめているとか、何かしら紛争性があるケースが多いと思います。もちろん当事務所でもそういったご相談は多いですが、紛争性がない相続のご相談も広く受けていることが当事務所の特徴です。
たとえば、相続人同士で話はまとまっている前提で、遺産分割協議書を作ってほしいとか、被相続人が取引をしていた銀行がいくつもあって大変なので、遺産整理手続きを全てやってほしいといったご相談も多いですよ。また、被相続人にどういう財産があるかわからないのでまずは相続調査をしてほしい、前妻の子や疎遠になっている兄弟姉妹と代わりに遺産分割の話をしてほしいといったご相談も多数寄せられます。
被相続人が多額の債務を背負っていた場合など、相続放棄のご相談もよく受けています。戸籍を集めたり、家庭裁判所へ提出する書類を間違いなく作成したりするのは結構大変なので、全部弁護士にお任せしたいという方も多いですね。
相続発生後の手続きやトラブル解決はもちろん、遺言作成のサポートにも力を入れています。
今のところトラブルになっていない、という段階でも相談して良いのですね。
はい、もちろんです。法律トラブルというのは、いつどういうきっかけで起こるかわかりません。トラブルになっていない段階からご相談いただくことで、トラブルを未然に防げたり、スピーディーに手続きを進められたりと、事前にご相談いただくメリットは多いです。
先生の事務所ならではの強みや、他の事務所との違いはどんなところでしょうか。
先ほどお話しした、紛争性がないケースでも広く相続のご相談をお受けしているところは、当事務所の1つの特徴です。また、相続に注力している税理士や司法書士、不動産業者ともネットワークがありますので、当事務所にご相談いただければ、信頼できる専門家とともにワンストップで対応できます。
依頼者とのコミュニケーションで言いますと、何か気になったらすぐに質問できる環境作りを意識しています。具体的には、電話・メールはもちろん、LINEなどの依頼者の身近なツールも使っています。
しっかり話をするときは事務所にお越しいただき対面でお話ししますが、そうでなければLINEなどでやりとりすることも多いです。依頼者のライフスタイルに合わせ、できるだけ負担が少ないように配慮しています。
依頼者の気持ちを第一に考え、法律のプロとして最適な解決に導きます
相続案件を手掛ける上で心がけていることを教えてください。
紛争性がないものについては、正確かつスピーディーに処理することを心がけています。
紛争性があるものについては、感情的な対立が原因になっているケースも多いので、そこにどう対処するかもよく検討するようにしています。
感情的なことは、法律論とは直接関係しないことも多いです。ただ、依頼者本人にとっては、何かしら区切りをつける上で重要なファクターになっていることが多いんです。ですから、法律論だけで考えても、依頼者にとって納得のいく解決にはならないんですね。
感情面の対処というと、たとえばどういったことがありますか?
たとえば、他の相続人のことが許せなくて、全部自分が相続したい、あの人に1円も渡したくないという方がいるとします。法定相続分というものが決まっているので、もちろん法律上は依頼者の主張は通りません。しかし、本人には色んな想いがあり、無理だとわかっていても主張したいという場合があるのです。
このようなケースでは、まず、法律上は通らないことを説明した上で、本人の納得のために相手に意向を伝える場合もあります。ただ、相手には相手の感情がありますから、こちらの意向を伝えることで、相手が感情的になる可能性があります。ですから、そういったリスクもきちんと説明します。
実際、「どうなっても良いから気持ちをぶつけたい」という方は少なく、打合せでじっくり話すうちに気持ちの整理がつく方も多いです。それも大事なプロセスであり、区切りだと思います。
遺言書を作りたいというご相談も多いということですが、自分で書こうという方もいらっしゃると思います。弁護士に依頼するメリットはどういったところでしょうか?
遺言書は、法律上の要件を満たさないと無効になってしまいます。ところが、そういったことをご存知であっても要件をみたさない遺言書も少なくありません。せっかく、自分の意思を遺したのに、それが無効になってしまうのは非常に残念です。弁護士であれば専門知識に基づくサポートが可能なので、そういったリスクを防げます。
先生が遺言作成をサポートされる際、どういったことを心がけていますか?
たとえば「将来妻が困らないようにしたい」「家は長男に渡したい」といった率直なご希望を丁寧にうかがい、それを法律的に実現するための選択肢を示すようにしています。
重要なのは、亡くなった後に遺言の内容がきちんと実行される形で遺言書を作成するということです。遺言書は、ただ作成すればよいものではありません。依頼者の意向を尊重しつつ、なるべく依頼者の想いを残せる内容、紛争の火種を生まない内容に仕上げることを心がけています。
初回相談60分無料。手遅れになる前に、少しでも心配や疑問があればご相談ください
相続について、弁護士に相談するメリットはどういったところでしょうか?
相続は色んなことが複雑に絡み合いますし、相続税申告、相続放棄、遺留分侵害額請求など期限が決まっているものも少なくありません。ですから、今どういう状況に置かれていて、今後何をすべきか客観的に把握できて専門的なアドバイスを受けられるのは大きなメリットです。
相談するのにベストなタイミングというのは、いつ頃なのでしょうか?
ケースバイケースですが、今後の進め方がよくわからないと思ったら、とりあえず一度ご相談いただいて良いと思っています。当事務所の場合は、トラブルになっていなくても幅広くサポートさせていただきますので、基本的にはいつご相談いただいても早すぎることはありません。
とはいえ、なかなか相談する踏ん切りがつかない方もいらっしゃると思いますので、当事務所では初回相談は60分無料にしています。相談料が無駄になることはありませんので、お気軽にご相談ください。
相談したら、必ず依頼する必要があるのでしょうか?
そんなことはありません。お悩みを病気に例えるなら、診察が相談で、治療が依頼です。診察を受けたからといって、必ずしも治療を受ける必要はありませんよね。相談者にとって必要がないのに、依頼を勧めることはありませんのでご安心ください。
先生に相談したい場合は、どのようにすれば良いでしょうか?
電話、当事務所ホームページ・弁護士ドットコムのWebフォーム、LINEのいずれかで予約をお願いします。営業時間は平日9時30分から18時ですが、夜間・土日祝も可能な限り対応いたします。千葉駅のすぐ目の前でアクセスも良いので、仕事帰りや土日などにもお越しいただきやすいと思います。
相続について悩み、弁護士への相談を検討している方に向けて、メッセージをお願いします。
相続は、本当に色んなことが絡み合うので、ご自身で全て対応するのは大変なことが多いと思います。また、不安や疑問がある状態というのは、非常にストレスが大きいでしょう。今どういう状況で、今後何をすべきか把握するためにも、一度無料相談をご活用ください。お話をするうちにご自身の頭や気持ちも整理できますし、安心して相続の手続きを進めることができるはずです。
争いのない相続から争いがある相続まで、幅広いサポートができますので、まずはご相談いただき、ご自身の不安やお悩みを解決するための一歩を踏み出していただければと思います。